チームワークを高める仕組みをつくる「しつもんトランプ」

「チームワークを高めたい!」と思う方は、これまでにさまざまな実践をされてきたと思います。

  • 目標を掲げて、方向性を示す
  • 飲み会やイベントで、関係をつくる
  • 1on1で、一人ひとりと向き合う

どれも大切なことですし、やっていることは間違っていません。ただ、これらがチームの土台とつながっていないと、違和感が残ってしまいます。目標を示しても「なぜそれをやるのか」が共有されていなかったり、1on1で話しても会議では黙っていたり。これは、とても、もったいない。

しつもんトランプは、チームワークを高める仕組みを「問い」で整えるツールです。

目次

このページは文章ばかりなので、内容 AI でまとめました。サクッと知りたい方はこちらをどうぞ。

しつもんトランプが、チームワークを高める理由

チーム研究の第一人者であるハックマン氏は、チームワークが機能するための「5つの条件」を提唱しています。しつもんトランプは、これらを満たすように設計しました。

チームワークの条件しつもんトランプが担う役割
チームの実体「誰がこのチームか」「誰が当事者か」を問いでそろえる
チームの方向性「何のためにやっているか」を言語化する
チームの仕組み会議・対話の進め方そのものを提供する
チームが使える資源足りないものを可視化し、判断材料にする
チーム内の関わり問いを通じて、対話の前提を整える

理論については以下の記事にまとめていますので、参考にしてください。

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5つの条件をただ理解しても、何も変わりません。重要なのは、日常的な会議や対話の中で問いが生まれること。そうすることでチームワークが整い、高まっていきます。小さくて頻度の高い行動、つまり「問いの習慣化」が必要です。

最初は、抵抗感を持たれることが多いです

実は、しつもんトランプを使い始めると、多くのチームで次のような反応が起きます。

特徴最初に起きやすい反応その先に起きること
正解を教えない「で、どうすればいいの?」チームで考える力が育つ
その場で解決しない「結局、決まらないのでは?」前提が言語化され、判断が速くなる
次の一歩を自分で決める「考えるのが面倒」納得した行動が増える

これまで「早く終わらせる」「確認しながら進める」ことを優先してきたチームには、「なんで自分で考えなきゃならないの?」「仕事なんだから言われたことだけやればいいのに」と、抵抗感が出るのは自然な反応です。

トップダウン型なら、これでも問題ありません。ボトムアップ型のチームワークも期待するなら、主体性を育てる必要があります。そうすると、その先も期待できますからね。

現場で起きる変化

問いが増えたからといって、すぐにチームワークが高まって成果が出るものではありません。実際に起きる変化は、とても地味なものです。

  • 「なんとなくわかっているつもり」だったことが、言葉になる
  • 「決まった気がする」状態が、明確な合意になる
  • 「誰かが決める」のではなく、自分たちで決めるようになる

ただし、この積み重ねによって、会議の質から明らかに変わります。

こういった会議が

  • 誰かが進行し、特定の人が話している
  • 「質問ありますか?」→ 沈黙 → 「ないようなので進めます」
  • 参加する意味がわからず笑顔で沈黙している

こうなります

  • 「こう思っていたけど、どうですか?」と認識を確認し合う
  • 「今更ですが…」「私も気になってました!」と暗黙にしない
  • 参加者全員の具体的な行動が明確になって終わる

目に見える変化としては、発言者が増えること。そして、「わからない」ことを「わからない」と言えること。チームの問題が明るみになることは、チームが結束できる機会になります

これによって、「ああこれ、全然伝わってなかったんだな……」と根本的な問題が見えたり、「あの人って、そんなこと考えてくれてたんだ」と仲間意識が芽生えたりします。

しつもんトランプで見えてくる、チームの変化

主体性が育ちにくい仕組みの中では、判断することそのものが疲れます。そのため、しつもんトランプを使っても「こんなことやって意味あるの?」という声が出ることがあります。

だからこそ、こんな声を大切にしてください。

  • 意見は苦手だけど、聞かれれば答えられるかも
  • なんだ、こんなこと聞いても答えてくれるんだ
  • ここまで考えてることがバラバラだったとはね……
  • 意外とみんな、同じこと考えてたんだね
  • これなら私も相談してみたい
  • 今の話、もっと具体的に聞いてみたい
  • こういう話をしたかったんだよね
  • みんなの考えを知ったからには、戻れないなあ

チームワークを高めるには、こうした声が不可欠です。ポジティブな兆しを育ててくださいね。

緊急対応・火消しが最優先のフェーズや、本来はトップダウン型で進めたい組織には向きません。このようなケースでは導入しても逆効果になりかねないため、お話を伺ってもお断りしたり、別の方法をご提案する場合もあります。

中小企業では、リーダーが「問いの場」にいること自体が支援になります

チームワークを高める5つの条件の「④チームが使える資源」は、チームだけでは整えにくいものです。しかし中小企業では、リーダーが問いの場に参加することで、この制約が大きく緩和されます。

  • 足りないものが見えた瞬間に判断できる
  • 問いの場で出たことが、そのまま行動になる
  • リーダー自身の関わり方が、そのまま文化になる

この距離の近さとフットワークの軽さは、中小企業ならではの強みですよね。日本企業の99.7%は中小企業。私(コスギ)がこのツールをつくったのは、小さなチームだからこそ、その可能性を最大化したいと強く感じているためです。

最も効率的で生産性が高いのは4〜6名

チームの3つの基準や5つの条件を見出したハックマン氏の研究で、最も効率的で生産性が高いのは4〜6名ということがわかっています。しつもんトランプはここに多少の幅をもたせ、3〜8名で使うように設計しています。

中小企業の場合、ここに経営者やリーダーが入っているのが望ましいですが、まずはチームでやってみてください。④の条件はチームだけでは変えにくい制約ですが、だからこそ「今ある範囲で最善を尽くせるか?」が問われます。

チームだけで始めることもできますが、方向性を示すのはリーダーの役割です。問いの場で見えたことを、判断につなげられる人がいると、変化は加速しますよね。

しつもんトランプのモニター募集中(無料)

ここまでアレコレ説明してきましたが、しつもんトランプは実際に使ってみるほうが早いため、モニター体験をしていただけるチームを募集しています。

  • 自分のチームで「問い」がどう機能するか
  • メンバーの反応と変化
  • 導入後のイメージ

などを実感していただけます。対面で効果が最大化するツールなので、遠方の場合はご相談ください(モニター期間は研修費不要・交通費のみを想定しています)。

「そもそも、私たちってコミュニケーションが足りていなかったよね」……問いの場を設けたチームから、1回目にして起きた共通認識です。問いを扱う力がチームに残れば、しつもんトランプは不要になります。

実際のチームで何が起きるのかを一緒に確かめてみたい方は、以下のフォームからお問い合わせください。