はい、ごめんください。Gallup 認定ストレングスコーチのコスギです。
弊社カエルコムニスでは個人(組織人も含む)の方向けに、ストレングスコーチングをご提供しております。その内容を2025年11月4日より、以下のように変更いたします。
継続ストレングスコーチングが中心になります
「強みの開発コーチング」は、継続ストレングスコーチングとなります。
そもそもコーチングは、コーチとクライアントのパートナーシップによって、クライアントさんの可能性を最大化するプロセスです。ある程度(3ヶ月以上)の期間を想定して、毎月1〜2回実施するものですね。
私自身、コーチングの価値を知っているからこそ、今も定期的にコーチングを受けています(現在はコーチ向けのメンターコーチングに切り替えています)。これまでは「単発でも十分」と思っていましたが、実際に2年以上継続して受けてみたことで、その考えが変わりました。
単発のコーチングでも、十分に腹落ちします。けれども継続していくと、まるで複利のように変化が起きるのです。苦手意識が薄れ、感情やモチベーションのコントロールがしやすくなり、ネチネチと考えていたものがなくなりました(あまり覚えていないくらいに変わっています)。
こうした経験から、カエルコムニスで提供するコーチングも「単発でも十分」から「単発も可」とスタンスを変えることにしました。
単利のような気づきも効果はありますが、複利のような変化を味わいたいなら、継続をおすすめします。
継続コーチングで得られるもの
コーチングを通して何を得たいかの設定にもよりますが、だいたい以下のようなものです。
- 自分の上位資質の「活用力」が身につく
- 上位資質のTOP5と紐づく「掛け算」を体得する
- 古いパターンを手放し、行動変容と習慣づくりにつながる
- 苦手意識の強い課題にも、意識を変えて取り組めるようになる
- 自分の「弱み」を認め、マネジメントできるようになる
- ライフイベントに合わせて資質を再定義できる
- 他者の資質との違いから自分の才能を自覚できる
- 自分の強みを言語化し、他者との協業ポイントがわかる
単発セッションでは「理解」や「気づき」が中心で、継続コーチングでは「振り返り」や「活用」など、日常の中で実際に資質を使って変化を起こすフェーズに入っていきます。自分の強みを理解するだけでなく、どんな状況でどう使えば力になるのか、体感しながら自分のものにしていくプロセスです。
継続的なセッションを通じて、自分の思考・感情・行動、そして判断のクセを認識し、自分に最適な選択ができるようになります。そして「これが自分らしいやり方なんだ」と確信できるようになると、勝ちパターンの再現性を高めて「強み」へと育っていきます。
どれくらいの期間を必要とするのかはオリエンテーションで話し合いますが、最短3ヶ月が前提となり、初回は後述の「ストレングスジャーニー」を実施します。
継続コーチングでは、強みを活かしたマーケティング支援も可能です
コーチングはどんなテーマにも対応できますが、特にカエルコムニスでは、ウェブ活用支援(戦略設計・ディレクション・解析・運用支援など)を行っているため、クリフトンストレングス(ストレングスファインダー)をビジネスの設計や戦略に活かすコーチングも得意です。
クライアントさんの上位資質をもとに、次のようなサポートを行うことができます。
- 個人事業主(フリーランス)として、ビジネスの方向性や戦略を立てたい
- お客様とのコミュニケーションのコツやスタイルを整えたい
- 集客や営業、事務作業など、苦手分野への対応を考えたい
- やるべきこととやらなくていいことの線引きを明確にしたい
- 目的・目標・理念や行動指針を「強みの軸」で定義したい
- サービス内容や価格設定を、自分の価値観に沿って見直したい
- 自分の強みを活かした発信テーマ・SNS戦略を整理したい
- 集客・販売の仕組みを、自分のペースで回る形に整えたい
- 継続的にビジネスを成長させるための仕組み(リピート・紹介)を設計したい
- 感情やモチベーションの波をマネジメントし、安定した活動を続けたい
- 将来的にチームをつくる場合、メンバーの資質を活かした役割設計を考えたい ……などなど
ビジネスは人と人とのコミュニケーションですから、自分はもちろん、相手と強みを活かし合うことが成果に直結します。
個人の方には継続コーチングと合わせた総合的なサポートを、チームや組織の場合は(ステークホルダーを含めた複数人が関わり条件が複雑なため)状況に応じて別途ご提案いたします。オリエンテーションの際にご相談ください。
単発ストレングスコーチングは「ストレングスジャーニー」に変わります
継続セッションの初回、および、単発(継続を想定しない1回のみのセッション)のストレングスコーチングは「ストレングスジャーニー」として、90分でご提供することにいたしました。
このセッションでは、幼い頃から今に至るまでの中に眠る才能の原石を一緒に発見します。これによって、上位資質が人生の軸になっていたことを改めて理解し、認識し、今とこれからに向かっていく下地をつくるセッションです。
「資質読み解きセッション」や「資質活用アドバイス」や「資質理解のためのセミナー」や「プロファイリング」などとは一線を画し、資質以上に、徹底的に人を観るものです。資質を知るというより、資質を生き直すに近いかも?
ストレングスジャーニーで大切にしていること
「自分らしい人生」とはなにか、“才能” を通して再確認することを大切にしています。
人は、「自分らしさ」は変わりませんが、「自分らしい行動」は経験や知識、状況によって変わる……というか、変えることができるものです。クリフトンストレングス(ストレングスファインダー)の発明者である、ドン・クリフトン博士も以下のように伝えています。強みは変わるのか?という記事なので、引用元も合わせてどうぞ。
“You can’t be anyone who you want to be, but you can be more of who you are.”
「人はなりたい自分になることはできないが、ありのままの自分でいることはできる。」
このヒントになるのが、クリフトンストレングスの結果として得られたTOP5もしくはTOP10までの「上位資質」。ストレングスジャーニーは、幼い頃から今に至るまで、人生をともに生きてきた才能の声を一緒に聴いていくものです。結果のレポートからでは見えにくい、クライアントさん自身の人生から才能を見つめ直します。
そんなわけで、過去に複数回受けていた場合でも、最初の結果(オリジナル)も合わせて分析します。考え方によっては、複数回受けていたり、他の自己分析ツールと合わせているほうが、納得しやすいかもしれません。
ストレングスジャーニーで得られるもの
まず、こういったモヤモヤにとても有効です。
- 自分の強みをうまく説明できない
- 診断を受けたけれど、資質の説明がしっくりこない
- 何を活かせばいいのか、どう活かせばいいのかわからない
- 他の人と似たような結果に感じてしまいモヤモヤしている
- 自分の上位資質の “意味” を深掘りしたい
- 人生の方向性を見つめ直したい時期に来ている
そして、扱うテーマや得たいものによって若干の違いはありますが、だいたい以下のような状態になります。
- 自分の資質の「使い方」ではなく「意味」に納得している
- 「みんな」や「普通」に合わせるのではなく、自分らしい選択基準が見えてくる
- 才能が「他人の言葉」から「自分の言葉」になっている
- 自分の原点に触れ、「そうだ、これが自分だったんだ」という感覚を得られる
- 「自分らしい軸」を得て、未来に向かうための方向性が見えてくる
自分の才能が腑に落ちると、継続的なセッションによって経験学習が回り、ラクに行動できるようになり、成果も出やすく、強みも育っていきます。
実際にストレングスジャーニーを受けた方の声
(単発90分)きっと自分で結果を見ただけではわからない部分を掘り起こしていただき、受講の目的であった「今後の方向性」を確認でき、それに腹落ちしました。さらに自分と他人は違う、という、頭ではわかっていたことが、今度こそ肚落ちしました。
また、対話の中から生まれる、自分の中に資質としてあったものが可視化され、引き出されたときの、ああ!という納得感。これも、コスギさんのコーチング力の高さゆえと思いました。
(誘導するでもなく、すでにあるもの→それも本人が無自覚な→を対話で引き出すのは本当にストレングスファインダーに対する高い知見に加え、それ以外の複雑な能力が必要だと思うからです!)
(3回継続1回目)そもそものセッションの冒頭での会話の中で、現在の仕事を今後の仕事に活かすときに「縛られている」という感覚があるということに、言葉遣いを指摘してもらってはっとした。
セッションの中では、幼少期の最後の記憶が、「怒られる」「焦る」などの強い印象や感情とともに刻まれていることに気づいた。
慎重さと内省が組み合わさることで自分の内外の世界がしっかりとしているがゆえに、外から見たときの自分や、理想状態がはっきりとしていてそこに対しての未熟さを感じるとフラストレーションが溜まるという視点はなかったので参考になった。
また、就職活動のときにする自己分析では強い体験がなかったのであまり深堀りしていなかったが、よく見ていたテレビアニメやゲームなど、自分にとっては日常として「普通」にあったものの中で自分の好みや嗜好性が反映されていたのも面白かったし、これらの子供の人格と大人になってからの人格は別だと思っていたけど思った以上に連動したりつながりがあることに気がついた。
自然へのあこがれや、ワンネスのようなものが感覚としてあるが、それが何に起因しているのか全く検討がつかないし、覚えもないので何なのかはまだ模索中。
たしかに、昔から「死」について考えたり、幼少期→小学生のことは死ぬのがすごく怖かったのを覚えているし、時間は有限であるという感覚は昔からあったと思ったので、このあたりはもう少し深掘りたかったかもしれない。
純粋な興味として自分の強みが幼少期から変わらないものであるならば、それらはどこ/なにで決まるのかは興味が湧いた。遺伝子的なものなのか、後天的なもの?なにか出来事で刻まれていくのか。
後続のセッションについて、これらの強みがわかったとして、そこからどのようにゴールにつなげていくかがまだ見えていないので次も楽しみです。
(3回継続1回目)過去を振り返る体験が自分にとっては新しい体験だったように感じました。
上からのぞいているような、より鮮明に自分の過去に戻ったような感覚がありました。
過去の感情は悲しいもので埋め尽くされていたのですが、セッションを通して感情にフォーカスした時に純粋に楽しかった記憶も蘇った気がしました。
今も少しセッションを思い出すと、過去を振り返る時にいつも悲しさとか虚しさの感情をベースに振り返るとこが多いのですが、セッションをしてからは過去の思い出の少しポジティブな感情にフォーカスして思い出せるようになった感覚があります。その時は感じませんでしたが不思議な体験をしたような感覚だったように思います。しっかり自分が過去に戻ってその時の気持ちを取り戻してきたような、、
小さい頃はまだ”死にたい”みたいな感覚はあまりなく純粋に楽しい事もあったなあと思いました。ただそこに怖さみたいなものはいつもちらついていたのかな?と思いました。
(3回継続1回目)私は1年前くらいにストレングスファインダーを受けて結果をみたときに「慎重さが1位なんていやだ」「調和性と親密性は後天的に身につけたのではないか?」と思っていました。
そこから自己理解を深めて資質を意識していくことで受容が徐々にできてきたと思うのですが、改めてセッションの中で小さい頃の自分にフォーカスすることで「やっぱりこれが生まれつきの才能なんだ」とより実感することができました。
また、セッションの中では「達成欲」が価値観になるのでは?というフィードバックを得て、新たな気付きとなりました。
自分の中では「好奇心」という価値観はベースだと思っていたのですが、それが資質の達成欲と結びついた感覚です。今までは学習欲なのかな?とぼんやりしていたので納得感があり、大事にしていきたいと感じました。
チームとして仕事をする上では、タスクを精力的に仲間と一心で進むことが満たされる一方、チームにならないような人との仕事はつらいと分かり、今後も人との関わりを厳選して仕事を進めていこうと思いました。
他、人にやらされてのタスクはモチベーションがのらないことや、「内省」を使って人形に投影することで客観視することでブレーキがかかってるときの前に進むアクセルになるのか試したいと思います。
1つ、ここまで書いてみて思ったのは、やらされてのタスクで理由が明確だとしても自分の価値観や気持ちが大事にされていないものは筋が通っていたとしても納得できないなと気づきました。
(3回継続1回目)昔から進路相談とか大事にしてることとつながった話題(楽しくてわくわくする話でも)で涙腺が反応することがあったので今回の涙も感情的なものもあるのかもしれないけど、自分の根っこみたいな部分に近い話題が出たんだと思います。ありがとうございます。
記憶があいまいで断片的な状況でも丁寧に(反芻してるとかこちらの話し方に関心をもって)聞いてもらえた印象で、記憶を捏造するまでいかず、客観的にそのシーンはどうだったのかなをゆっくり考えることを楽しめました。そして、幼いなりに主張したいことがありながらも、無意識かもしれないけど仕方ないことだとわかってバタバタしていたのかなと、時々思い出す数少ない記憶にあるシーンをとらえられました。
また、楽観的に「とりあえずやってみよう」「怒られたら謝って改めよう」って考える一方で、誰かに何かを伝える時言葉を選んでるようで先延ばししているような(回避?)矛盾した選択もよくやっているなと改めて自覚しました。
ストレングスジャーニーが合わないケース
そもそも、クリフトンストレングスが万能ではないため、ストレングスジャーニーが合わないケースもあります。
幼少期のことを話せないケース
- 親や養育者との確執が根深く、昔を思い出そうとするとしんどくなる
- 幼少期の頃のことをまったく思い出せない
- 知らない相手に子ども時代のことを話したくない
自己開示と振り返りを必要とするため、無理のない範囲で話していただいてもセッションは可能ですが、得られるものは期待するほど多くないかもしれません。とはいえ、一度話してしばらく経つと認識できるようになり、咀嚼が進んで話せるようになる場合もあります(継続コーチングではよくあることです)。
コーチに期待しすぎているケース
- 1回のセッションで一気に解決したい
- 強みのプロからアドバイスをもらいたい
- 自分の意見に賛同してほしい
理解が深まって「腑に落ちる」ことはあっても、行動せずに「解決される」ものはありません。自分の意外性が見つかるものでもありません。冷水を浴びせられるような印象を持つ恐れもあります。もし「期待はずれだった」と感じたのなら、何を期待していたのか、同じようなパターンを繰り返していないかなどを扱うことで、見えてくるものがあります(影響力や実行力資質が高い方にはよくあることです)。
このような場合は、他のストレングスコーチを頼ってみたり、時間を置いたり、別途コンサルティングを検討してみたりしてください。
気になるポイント
ストレングスコーチングの詳細
具体的にもっと知りたい・実際に受けてみたいと思われたら、以下からサービスのページをご覧ください。画面の最下部に予約用のカレンダーがありますので、そのままお申し込みも可能です。
私には、(おそらく)0歳の頃の記憶があります。
自分は横になっていて、目の前で玉がいくつもくるくると回っている情景。届かないけれど「なんか気になる」という、ただ純粋な好奇心だけがあったような……(昔の赤ちゃん用メリーだと思います)。次に古いのは、歩行器に乗って動き回っていたときのこと。目の前に手を置く?食事を置ける?ようなスペースがあって、そこに手を置いて前に進む感覚が楽しかったんです。
ストレングスジャーニーとしてサービス化するにあたって自分の記憶を振り返ってみると、私の根底には「好奇心」や「探求心」があり、それが〈学習欲〉や〈収集心〉といった資質を通じて表れていたのかなと感じることができました。そういった思いをふまえ、試しに〈学習欲〉を意識した行動(新しい体験に飛び込んでみる)を取ってみたところ、自分が思っていたよりも刺激になったんですよね。正直、ビックリしました。世界が煌めいて見える……!!
たいていは、幼稚園〜小学生くらいからの記憶や、周りの大人からよく言われていたことなら覚えているというケースがほとんどです。そういった原体験からの才能発掘が、ストレングスジャーニー。面白そうだと思ったら、まずはオリエンテーション(無料)をポチってみてください。
