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〈最上志向〉経営者向けのストレングスコーチングをはじめました

はい、ごめんください。Gallup 認定ストレングスコーチのコスギです。

このたび、〈最上志向〉をTOP5に持つ経営者や事業主など、ビジネスリーダー向けのストレングスコーチングをご提供いたします。その名も「最上社長コーチング」本質が伝われば良いので、そのまんまです。

以下は、通常のストレングスコーチングとの違いはもちろん、なぜ〈最上志向〉に特化したストレングスコーチングなのかをまとめています。

違いからみる最上社長コーチング

特徴最上社長コーチング一般的な
エグゼクティブコーチング
一般的な
ストレングスコーチング
対象〈最上志向〉を持つ経営者経営層や経営者個人
アプローチクリフトンストレングスによって言語化された無意識のパターンを認識して自己基盤を整え、経営や組織の成長に活かしていく経営や組織の成長に特化し、ビジネスコンサルティング要素を含むクリフトンストレングスによって才能を見つけ、日常生活や仕事に活かしながら強みとして磨いていく
特徴的な要素〈最上志向〉の資質を活かし、高い基準での意思決定をサポート経営者個人の成長と組織のパフォーマンス向上がテーマ資質を理解し、自己成長を促進する
目的経営者の強みを活かした経営を実現し、組織全体の成長を促進経営判断の質を高め、組織の目標達成を支援個人の強みを認識し、自己改善と成長を図る
結果経営者のリーダーシップ強化と組織のパフォーマンス向上経営者の意思決定能力と組織の成果向上個人の強みを活かした生活や仕事の質向上

それぞれの詳細は以下。

一般的なエグゼクティブコーチングとの違い

経営層向けのコーチングは、一般的には「エグゼクティブコーチング」と呼ばれています。

個人を対象とした一般的なコーチング(パーソナルコーチング)の場合、個人としての人生をより良くしていくことがテーマになりやすいですが、エグゼクティブコーチングは、経営や組織の成長がテーマになります。そこにはもちろん、経営者個人の人生も関わってきますが、ビジネスコンサルティングの要素も入ることがあるなど、ビジネスに特化していることが特徴です。

「最上社長コーチング」も、エグゼクティブコーチングと同様に経営者の課題がテーマになりますが、一般的なエグゼクティブコーチングとの違いは、クリフトンストレングス(ストレングスファインダー)の診断結果を活用することにあります。

クリフトンストレングスを受けて得られる結果は、個人の「無意識な思考・感情・行動の日常的で生産的なパターン(才能)」が含まれています。経営者の価値観は経営に直結するため、無意識なパターンを意識的に活用することで、“才能” を “強み” として磨くことができるようになります。

ストレングスファインダーの文脈では、“強み” は「常に完璧に近い成果を出す能力」のことを指します。経営者が “強み” を発揮できたら……それはもう、強みを活かした経営ができることに他なりません。

そのため「最上社長コーチング」では、ビジネスコンサルティングの要素以上に、経営者自身や企業のリソースにフォーカスする傾向が強いです。すべての企業にある強みを育てていきましょう。

一般的なストレングスコーチングとの違い

個人を対象とした一般的なストレングスコーチングとの違いとして、経営や組織運営がテーマになることは上述のとおりです。更に「最上社長コーチング」の名のとおり、〈最上志向〉の資質を徹底的に活かすことが特徴です。

〈最上志向〉を上位に持つ方は求める成果の基準が高く、質の良さやこだわりを持って生きている方が多いです。その特徴が裏目に出てしまうと、他者にも高い基準を求めてプレッシャーをかけることも少なくありません。ですが強みとしての〈最上志向〉は「最善」を見極めて進んでいきますから、焦りや疲れが邪魔しなければ最高のパフォーマンスを発揮できるはず。

ですから、慌ただしい日々に思考を整理する時間を持つだけでも、納得感のある決断をしやすくなります。満足できないその特徴が、何よりも原動力になるのです。ご自身の強さも弱さもすべて自らの糧にして、突き抜けてください。

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経営者がストレングスコーチをつけたほうがいい理由

今でこそ個人向けのコーチングも一般的になってきましたが、もともとコーチングは、経営者に必要とされていたものでした。なぜなら、経営者という立場は他者に弱さを見せることができないため、孤独な決断を迫られることが多いためです。家族や友達ではなく、役員のような利害関係もなく、秘密を厳守する第三者の存在は貴重です。

ストレングスコーチなら、本人の「当たり前」が「当たり前ではない」ことを知っており、また、コーチとしてのバイアスも認識しているため、中立的な立場で対応します。ですから、上位資質が暴走していると感じたら、その印象を共有し、問います。

たとえば、「スタッフは積極的に意見を出して、主体的に行動してもらいたい」というねらいがあったとして、「意見が出ない」ことを問題としてしまうと、「意見が出る」ことをゴールとしがちです。ここまではよくある話ですし、活発な意見交換がなされる場合もあります。

ただ、改善を良しとする〈最上志向〉は期待する相手に求める基準が高いため、「その程度の意見はもう出ているんだから、それを叩き台にして、もっといい案が出てくるはず」と思い込んでしまい、出された意見に対して「そうじゃない、もっとよく考えろ」と、厳しい態度を取ってしまうことがあります。これでは「意見を出しても否定されるから言いたくないし、行動のしようもない」と受け取られ、いつまでたっても問題は解決できません。

上記は極端な例ですが、上位資質の暴走によって、問題を生み出している無意識の習慣が存在していることも少なくありません。

ですからコーチは「主体的に考えて行動できている状態って、具体的には?」と問います。ここを深めていくと、〈最上志向〉を上位に持つからこそ難なくできることに気づき、それぞれのやり方があることに気づきやすくなります。

ストレングスファインダーを社内に導入して、「スタッフの強みを知って伸ばそう!」と意気込んだとしても、仕組みに疑問を持てていないことは、往々にしてあります。スタッフの強みを活かすためにも、リーダーの無意識な価値観がスタッフの才能をつぶしていないかを見つめることは、とても大切なことではないでしょうか。

組織文化や仕組みにはビジネスリーダーの上位資質が大きく関わっていますから、リーダーが上位資質を認識して改善につなげることは、ビジネスを減速させてしまっている仕組みを改善しやすくなります。スタッフの才能を伸ばすのは、まず自らの強みと弱みを認識してハンドリングできるようになってからです。

コーチングの成果が出るまでに時間がかかるケース

コーチングを継続することで一定の成果を期待できますが、以下の項目に当てはまる場合は()内のトレーニングが必要になり、成果が出るまでに時間がかかります。

  • 自らの成長や変化の必要性を感じておらず、周囲や他者の変化を望んでいる場合(自己認識力)
  • 自らの強みや弱み、行動パターンを客観的に認識できない場合(メタ認知力)
  • フィードバックに対して過度に防衛的になり、弱みを共有できない場合(自己開示力)
  • 忙しすぎてコーチングや内省の時間をつくることができない場合(業務管理力)
  • コーチに正解を求め、自立的な思考や行動の感覚がつかめていない場合(自己決断力)
  • 明確な目標や方向性が定まらず、行動する前に変えてしまう場合(目標設計力)

また、過去に心身症などで通院したことがある場合、短期間での成果を焦ってしまうと症状が再発してしまう恐れもありますので、時間をかけて土台をつくっていくことが肝心です。不安感や不信感を覚えたら、その旨をコーチに伝えてください。急がば回れ、ですよ。

なぜ〈最上志向〉の経営者向けなのか

ここからは、なぜ〈最上志向〉を上位に持つ経営者向けのストレングスコーチングを提供するに至ったのか、私(コスギ)自身の上位資質も含めた背景のご説明です。

〈最上志向〉は素晴らしい才能ながらも「もっともっと」「まだまだ」「この程度では出せない」と、振り回されてしまっている方も少なくありません。以下の解説記事も参考にどうぞ。

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かくいう私(コスギ)の3位にある〈最上志向〉も、「勝手に期待して、勝手に失望する」といった短所を発揮してしまっていました。ストレングスファインダー(クリフトンストレングス)を受けてから、この資質の暴走だったことを知って頭を抱えたものです。「自分がやったほうが早いし良いものができる」と、何度思ったことでしょう。

先述していますが、〈最上志向〉はその特性上、「もっと◎◎したい」「もっと◎◎であるべき」と他の上位資質の欲求をブーストさせやすい傾向があります。たとえば〈着想〉なら「もっと創造的でオリジナルでありたい」、〈責任感〉なら「もっとしっかり役割を果たすべき」などと、資質の特徴を尖らせてくれるのですよね。

つまり、ビジネスに影響力を持つリーダーの〈最上志向〉を野放しにしておくことはもったいなさすぎるのです。商品やサービスの改善、顧客満足度の向上、やる気に満ちた組織文化の醸成 ――― あらゆる面で質を追求することで、業界の常識を超える成果を生み出せる可能性があります。

〈最上志向〉が未熟なままでは、好き嫌いと良し悪しが価値観として癒着しやすい特徴がそのまま出てしまいますが、資質を磨くことで「最良かつ最善」を選べるようになります。強みとして成熟してくると、今まで頭を悩ませていたことがすべて自分の伸び代だと思えるようになり、経営者としての人生はもちろん、スタッフやパートナー、社会や日本を豊かにできることは間違いありません。それくらいの可能性を秘めている才能です。

もちろん、34資質すべてに優劣はありません。どんな資質を持っていても、ストレングスコーチングで得られるものは大きいです。それでもあえて〈最上志向〉に特化しているのは、他の上位資質への影響力が大きいためにステージが変わるのを何度も見聞きし、私自身も実感しているためです。

ご自身の〈最上志向〉をもっと磨けば、理想を理想のままにしなくても大丈夫。もちろん、大変です。ストレングスファインダーを使うことで自分に向き合う際の効率は上がりますが、弱みに向き合うことはしんどいし、目をそらせばそらすほど時間はかかるし、緊張して焦りたくもなるし、思考と感情の葛藤も起こります。過去の「恥」を扱う必要もあるかもしれません。だからこそ、大きく変わることができます。〈最上志向〉のチカラは、惚れ込んだことに対するエネルギー(気力)が凄まじいですから。

世界の国々と比べて、日本と韓国は〈最上志向〉をTOP5に持つ比率が高いと言われています。ストレングスファインダー(クリフトンストレングス)を開発したドン・クリフトン博士も、〈最上志向〉を持っていました。突き抜けたい思いの強さがあるなら、一緒に行けるところまで目指しませんか?くすぶっていたら、世界の損失ですよ。

\ 〈最上志向〉の強みも弱みもまるっと活かそう /

〈最上志向〉経営者向けのストレングスコーチングをはじめます

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著者

話しているとゴキゲンになれるメンタルマネジメントの人。ストレングスファインダー®を扱うGallup認定ストレングスコーチです。心理学はエリック・バーンの交流分析とカール・ロジャーズの傾聴が大好き。WordPressの勉強会やサイト制作、ウェブマーケティング支援など、ウェブ方面でも色々とやっています。登壇は楽しく役立ちわかりやすく、がモットー。

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