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【仙台】ストレングスファインダー®の企業研修を行いました

ごめんください。
Gallup認定ストレングスコーチのコスギです。

先日、仙台のウェブ制作会社 ビーモード株式会社さまにて、ストレングスファインダーの企業研修(ワークショップ)を実施いたしました。当日参加できなかった方を除き、9名でリアル会場(会議室)での実施です。9時半から12時半の3時間でした。

研修はよく実施されているとのことですが、ここ一番盛り上がったそうです

ストレングスファインダー® 研修の目的

ヒアリングにより設定するのですが、ストレングスファインダーを活用した企業研修の主な目的は以下の2つです。ここにもうひとつ、企業ごとの色を出していきます。

  • 個人の行動原理や強みの相互理解
  • 業務上の課題をもとにしたコミュニケーションの活性化

普段の業務で、「あの人、なんでいつもあんなことするんだろう……」や「こうしたほうがいいのに、なんでしないんだろう?」などと思うことも多いですよね。ストレングスファインダーを導入すると、個人の行動の根源的な動機、欲求、願望、信条、価値観などが見えてくるので、「あー…あー……(納得)」と、声にならない声を上げる方が多いです。

そして忙しくなったりイライラしてくると、お互いに遠慮したり、つい忘れてしまったり、気が滅入って声をかけたくなかったりして、コミュニケーション不足で更に生産性が悪化することも少なくありません。ストレングスファインダーの研修では、お互いのコミュニケーションの癖を共有し、冷静な状態で業務課題を見直すので、お互いに話が進みます。

リーダーシップとは

研修前の準備として、あらかじめ診断していただいた結果は社内で共有しないようお伝えし、私の方で「才能を使うとどんなリーダーになれるか」をプロファイリングしておきました。当然、リーダーのポジションにはない方もいらっしゃいますが……、そもそもリーダーシップってなんでしょうね?

研修では、以下のようにお伝えしています。

  • ある一定で共通の目標を達成するため、個人やチームに対して行動を促す力
  • リーダーシップの発揮の仕方は十人十色で、“完璧なリーダーシップ” は存在しない
  • リーダーは「自分はこういう傾向がある」とわかっていて、相手への期待をコントロールする

これによって、周りの人たちと一緒に目標を達成できるようになるわけです。ですから、フォロワーを活用できるのがリーダーであると定義し、部下が上司を活用することもリーダーシップを発揮することだと考えています。

つまり、積極的な活動の際にはどんな行動原理が見えやすいかにフォーカスすることで、問題よりも解決をテーマにしやすくなります。問題を語るほど問題が出ますが、解決を語るほど解決できることが増えますからね。

人当てゲームによる資質の理解

企業研修では、初めてストレングスファインダーに触れる方は少なくありません。そのため、オリエンテーション的に「ストレングスファインダーとは何ぞや」という話をしてから、資質の理解に進みます。

とはいえ、資質の説明を1つずつ行っても時間がかかるので、「人当てゲーム」を行いました。こんな感じで資質の特長のみでプロファイリングした結果から、誰を示しているのかを当てていただくものです。ちなみにここでの「人たらし」は褒め言葉デスヨ。

ストレングスファインダーのプロファイリング
今回、企業研修を打診した社長の結果です。彼を知っている方なら納得できるのでは。

「意外!だけど確かに当たってるー!!」
「いや〜、これはもう一行目でわかった」
「これは◎◎さんだね〜!」

などの声が上がり、ワイワイ盛り上がりました。ストレングスファインダー活用の第一歩として、この「当たってる(かも)感」をとても大切にしています。なぜなら、ここから資質への興味が始まるためです。

とはいえ、ここまでは序盤。「当たってる」だけでは高い占いでしかありません。

このあと、普段の業務を共にする相手とのペアワークで、上位資質がどのように発揮されているのかをお互いに話し合ったり、課題解決のための簡単なコーチングをお互いに行ったりして、自分だけではわかりにくい才能を認め合いました。

ワークショップのスライド
結果を元にこのようなワークも行ったことで、お互いの強みが見えてきます

参加者からのアンケート

弊社では講座のアンケートにて「楽しかった😊」「わかりやすかった💡」「役に立った👍」の3つを5点満点で回答いただいています。今回は、「楽しかった:5.0」「わかりやすかった:5.0」「役に立った:4.8」と、非常に高い評価をいただきました。

以下、アンケート結果を共有します。

😊 仕事に落とし込める 人間関係の立ち位置がクリアになる
💡 小杉さんの喋るスピードに思考が間に合わないところがあった
👍 問題課題が明確になり、解決の糸口が議論できた

(40代・個別化、運命思考、戦略性、着想、分析思考)

😊 自分が潜在的に求めているものがわかったような気がした。
💡 最初に34の項目を頭に入れておくともっと理解が深まったのかなと思う。
👍 メンバーの資質を理解し、これから役に立てていきたいと思う。

(30代・成長促進、学習欲、個別化、共感性、回復思考)

😊 基本リモートワークなこともあり、同僚の方たちの性質についてあまり突っ込んで考えることもなかったので、誰がそういう性質なのかを推考するのが楽しかったです。
💡 ひとつひとつ噛み砕いて説明いただいたので大変わかりやすく、身近なところから考えることができました。
👍 自分がどういった性質をもっているのか、客観的な意見もいただけたので自分の癖を理解できました。

(30代・親密性、責任感、共感性、内省、最上志向)

😊 一緒に働いてるみんなの特性と普段の関わり方を照らしあわせながら理解を深めていくのがとても楽しかったです。疲れている時は強みが弱みとして出てしまうのもすごく自分で感じていたことだったので、自分のことを知る機会にもなりました。3時間では足りないぐらい、とても楽しかったです!ありがとうございました!
💡 結果だけではわからない特性をスライドと口頭で説明してくださったのでより詳しく知ることができ、すごく興味が湧きました!
👍 これから役立てられるように、今回の結果をもとに社内で話す機会を設けたいなと思いました!

(20代・調和性、社交性、ポジティブ、学習欲、責任感)

😊 自分では認めていなかったこと、気づかなかったこと、こんなにも分析されて、恥ずかしいような…。滅多にない機会だったので、貴重でした。スライドで、人当てをする際、最後の2名をどっち?と、当ててみたかったです。
💡 思考の結果を見て、確かに日頃走っているような気がしてます。誰かのために…。でも、ふと立ち止まれると、『あ、あたしなんか可哀想?大丈夫?頑張りすぎた?』と自分に聞くことがあります。でも、どこかでまだまだ頑張れるよ!と、自分を鼓舞し続けている。その状態を、丸裸にされ、また、ちゃんと気づいてくれている人がいることがわかったので、10年前、自己肯定感の低かった私が、年齢を重ね、人と繋がれている今、この会社に身を置いている今を大事にして、強靭な部署にしたいです。
👍 全体の、メンバーの思考をこと理解して、円滑な業務に活かせるよう、コミュニケーションを図りたい。

(30代・活発性、戦略性、自我、着想、コミュニケーション)

😊 自己理解、他己理解としてもちろん楽しむことができましたが、何よりもみんなが前のめりで取り組んでいる様子を見ることができて、それが一番うれしかったです。
💡 PDFの解説よりも、小杉さんからのお話のほうが何倍もわかりやすかったです。そして、小杉さんの「こういう資質の人は◯◯◯◯で~」という解説が、まさしくその資質を持つメンバーのマネをしているのではないかというくらい捉えられているなと感じ、私の学習欲が今まさにとても刺激されています。
👍 役に立ったかどうかはこれからになるかなと思いますし、活かすも殺すも自分次第と思っています。ただ、これで終わりにはしたくなく、必ず活かしていきたいと思っています。

(40代・学習欲、個別化、成長促進、原点思考、回復思考)

😊 色んな人の特性がわかった
💡 小杉さんだから
👍 今後のチームプレーに役立てたい

(40代・戦略性、自己確信、学習欲、最上志向、個別化)

😊 自分の強みが判明、参加メンバの性格?が浮き彫りでそれぞれ強みをプラスしてよりよい方向性が見いだせるのが腹落ちしました。
💡 才能は無意識、自分にとっての普通の考え方。自分の収集心(癖)に納得しました。
👍 相手の才能、資質、強みを会話の中から判断できるように訓練が必要

(50代・調和性、成長促進、公平性、収集心、ポジティブ)

その他いただいたご感想

  • はじめは堅い内容かなと思っていたのですが、自己理解にも繋がり大変勉強になりました!ありがとうございました!
  • ストレングスファインダーをどんな風に、どんな場面で活かしていけるかを詳しく知りたいと思いました。
  • 課金して自分のウイークポイントが見たいです。

いただいた感想から改善できるところ(私の早口など😂)は改善し、ストレングスファインダーを楽しみながら活用する企業さんが増えることを、私も楽しみにしています。

ちなみに今回、書籍と同じTOP5のみが分かるコードにて研修を行いましたが、研修直後に自腹でアップグレードする方々が現れるほどでした。下位資質がわかると、補完関係がわかりますよね。疲れたりコミュニケーションが不足したりすると、つい上位資質がもったいない働きをしてしまいますから、「あ、ヤバいな」と思っておくことから取り組めると良いですね。

参考記事を2つご紹介しておきます。

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オフライン(リアル会場)研修の醍醐味

向かって右手の4名は同じ部署なので、このあと課題と行動を共有されていました

オフライン研修(ワークショップ)の醍醐味は、やはりペアワークをしていても周りの様子を伺えること。他にも、近くの人と柔軟にグループになれること、雑談が生まれやすいこと、全身で身振り手振りなどの非言語の情報が使えること、歩き回りながら様子を見れること……たくさんのメリットがあります。

ストレングスファインダーの研修は、情報を収集するためだけの座学ではないからこそ、リアル会場のほうが得られるものがたくさんあるんですよね。特に、人間関係構築力の高い方は、非言語情報のほうがわかりやすく入ってくることが多いので、研修はインターネット越しでない(むしろ情報が限られた場所の)ほうが取り組みやすくなります。

今回のように、3時間のショート研修はプロファイリングの都合上、10名以下で承っています。先述のとおり、可能な限りオフラインで開催できればと考えています(せっかくなら最高の環境で受けていただきたい最上志向)。部署ごとに取り組んでいただくこともオススメですので、前向きに検討したい方はお気軽にご相談ください。

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著者

話しているとゴキゲンになれるメンタルマネジメントの人。ストレングスファインダー®を扱うGallup認定ストレングスコーチです。心理学はエリック・バーンの交流分析とカール・ロジャーズの傾聴が大好き。WordPressの勉強会やサイト制作、ウェブマーケティング支援など、ウェブ方面でも色々とやっています。登壇は楽しく役立ちわかりやすく、がモットー。

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