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ストレングスファインダー®を受けるならどれ?アクセスコード選びのポイント

はい、ごめんください。Gallup認定ストレングスコーチのコスギです。

個人でストレングスファインダー®(クリフトンストレングス®)を受けたり、企業研修を行ったりする際に、最初に混乱するのが受け方ですよね。結論から言うと、こんな感じです。

  • 無料で受けられるの?
    → Gallup公式ではすべて有料なので、無料で自分を知りたいなら、VIAストレングスがオススメです。
  • 本を買えばいいの?
    → まずやってみたいなら書籍が一番安いですね。「TOP5」として、一番シンプルな結果を得られます。
  • 色々種類があるみたいだけど……
    → 以下でご紹介します。

ストレングスファインダーを受けるためには、「アクセスコード」という、診断用の16桁くらいのコードを使用します。どのアクセスコードを購入するかで、得られるレポートの量が変わります。

ストレングスファインダーの知識がほとんどないなら、TOP5

ストレングスファインダーは「資質」として結果が表示されます。この「資質」は34個あり、診断結果は1位から34位までの順序で示されます。上位5位までに価値観や才能がみっちり詰まっているので、一部がわかるだけでも十分活用できます。
ちなみに、日本人は特に下位の資質を気にしすぎて、上位資質にフォーカスしにくい傾向があると言われているため、強制的に上位のみしか見せないのはそれなりの効果があります。

TOP5のクリフトンストレングス
6位以下はわかりませんが、5位まででも十分把握できます

個人で受けるなら、書籍(1,980円/2023年5月現在)が一番安く手に入ります。資質の解説も入っているので、ストレングスファインダー初心者にはオススメです。診断したご自身の資質はもちろんですが、他の資質に関しても読み込みながら、知り合いの顔を思い浮かべてみると、同時に他者理解にも繋がります。

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0 #PR

付属しているアクセスコード目当てに購入されることが多い本でもありますが、診断のあとでも良いので第1部をしっかり読み込んでおくこととオススメします。強みとはなにかを把握しておかないと、ストレングスファインダーを受けても「ただの占いでしかない」と判断してしまうのはもったいないですから。診断が目当てなら、新品を購入しましょう。

2023年6月に発刊された最新版(2,420円)はこちら👇

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上記の新版とウェブテストは変わっていませんし、資質の説明も同じ(日本語訳が読みやすくなったかも?)です。一番大きいのは、著者がトムさんではなく、ジム・クリフトンさんになったこと。伝えたいこともかなり丁寧になった印象で、第1部は全面的に刷新され、第2部では具体的な行動アイデアも追加されています。第3部としてストレングスファインダーの背景が入っているのも理解しやすいため、初めてストレングスファインダーを知る方にはオススメですね。

また企業研修(5名以上)のご契約も前提の場合、弊社ではTOP5のアクセスコードを10%引きで人数分ご用意いたします。書籍を買っていただくほうが安いのですが、いくつかのメリットがあります。

  • 診断結果を共有していただく手間が省ける
    結果を弊社で自動的に把握できるため、集めていただく必要がありません。
  • 診断状況を把握できる
    弊社でアクセスコードの利用状況を把握できるため、声掛けしやすいです。
  • 書類のようにかさばらない
    アクセスコードのみをご提供するため、物理的な制約がありません(e-bookを閲覧可能です)。
  • 公式でアクセスコードを買うより安い
    定価は3,000円(税込・2023年5月現在)なので、書籍よりは高いですが公式より安いです。

TOP5のアクセスコードは、まずは手頃な価格で自分の才能を知りたい方向けと言えますね。

ある程度ストレングスファインダーを知っているなら、ALL34

ストレングスファインダーの結果がすべて判明するのが、このALL34です。

ALL34のクリフトンストレングス
このとおり、最下位まで色がつきます。

すべての資質について考察できるので、TOP5だけでは説明のつかなかった行動について「そうだったのか!!」と納得感を得られます。特に上記のように色が偏っていることがわかると、自分の得手不得手が明確にわかります。

特に、影響力系の資質(上記のオレンジ色)は、10位以内にあってもかなり強く発揮されるため、「基本的にはじっくりひとりでアレコレ考えるのが大好きだけれども、人前に立つとガラリと違う自分が出てくるのは、6位以下にある影響力のせいだった」なんてことは少なくありません。

ただし、先入観も入りやすいことに気をつけなくてはなりません。上記なら「紫色(実行力)がほとんど下位にあるから、実行力がなさすぎて、社会人として終わってるww」と、感じてしまいかねませんよね(ちなみに上記は私の結果ですし、私の最初の感想です)

これ、上司が「こいつは仕事ができないな」と勝手に判断してしまうと不幸を産みます。ストレングスファインダーは、人として対等な関係にあってこそ最大限に発揮されるので、情報が増えた分、取り扱いには注意が必要です。

ALL34を検討される際には、以下のメリデメも合わせてご確認ください。

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また、ALL34はちょっと躊躇する価格かもしれません。とはいえ、ストレングスファインダーは当たり外れを占うものではないですし、何度も受け直すことを前提とはしていないため、しっかりと自分の才能に向き合って強みを発揮した人生を送りたい方向けと言えます。

企業研修で役員向けにフォーカスしているなら、マネージャー向けのTOP10

「TOP5では物足りないけど、ALL34ほどいらない」という場合には、上位10資質までがわかるアクセスコードもあります。

カエルコムニスで扱っているのはマネージャー向けのTOP10のみですが、公式にはマネージャー(経営層)向け以外にも、リーダー(役員やグループリーダー)やセールス(営業)向けなど、役職別に特化したコードが提供されています。

一般的なレポートと異なり、役職を前提としたアドバイスが書かれています。たとえば、着想は以下のような内容です。チームのマネジメントに関連するコメントが目立ちますね。

クリフトンストレングス・マネージャー向けレポートの一部

TOP10のアクセスコードはALL34よりリーズナブルです。ストレングスファインダーを職場で具体的に活かすことを最優先にしたい方向けと言えますね。

あとからすべての資質を見たくなった場合は?

TOP5やTOP10のアクセスコードでストレングスファインダーを診断し、ある程度自分や他者の傾向がわかってくると、すべての資質を知りたくなることも少なくありません。その場合、アップグレード用のアクセスコードを購入して適用することで、すべての資質を確認することができます。

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とはいえ、最初に受けてから数年経ち、環境も考え方もだいぶ変わっているという自覚があるなら、ALL34を買い直して、再度診断しても良いのではないでしょうか。

短期間で診断を続けると、どの資質の結果につながるのか、なんとなく見えてきてしまいます。そこを意図的に選んでしまうと、本来のストレングスファインダーの使い方ではなくなってしまい、結果的に自分にムリを課してしまうことになりかねません。自分を毎年振り返りたいなら、VIA診断のほうがオススメです。

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また、ストレングスファインダーは無意識の自分が出てきてしまうため、「見たくなかった自分」の結果を見て沈んでしまう方は、結構いらっしゃいます。ただし、それはむしろ自己統合のチャンスでもあるので、ストレングスコーチと一緒にご自身の多様性を認めていただけたらいいなと思っています。

まとめ:結局、どのアクセスコードがいいの?

まとめると、こんな感じですね。

スクロールできます
目的アクセスコード判断基準
まずは手頃な価格で自分の才能を知りたいTOP5価格優先
しっかりと強みを発揮した人生を送りたいALL34情報優先
職場で役職ごとに具体的に活かしたいTOP10機能優先
あとからすべての資質を確認したいUPGRADE補完

アクセスコードの価格は為替の変動を受けて頻繁に更新されるため、必要な時に購入することを強くオススメします。よくある質問もご確認いただくと把握しやすいため、併せて参考になさってください。

ストレングスファインダー®を受けるならどれ?アクセスコード選びのポイント

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著者

話しているとゴキゲンになれるメンタルマネジメントの人。ストレングスファインダー®を扱うGallup認定ストレングスコーチです。心理学はエリック・バーンの交流分析とカール・ロジャーズの傾聴が大好き。WordPressの勉強会やサイト制作、ウェブマーケティング支援など、ウェブ方面でも色々とやっています。登壇は楽しく役立ちわかりやすく、がモットー。

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