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ストレングスファインダーの強みエピソード(コスギの事例)

はい、ごめんください。Gallup認定ストレングスコーチのコスギです。
「ストレングスファインダーのエピソードトーク Advent Calendar 2023」を企画したので、その1日目としての記事です。

「ストレングスファインダーを受けたあとに強みを活かすのが大事!」ってよく言われていますけれども、「じゃあ、具体的にどんなふうに活かせているの?」という事例を集めたいのが企画の意図です。他の記事は以下をご覧ください。

Adventar
ストレングスファインダーのエピソードトーク Advent Calendar 2023 - Adventar 2023年を振り返って、ご自身のストレングスファインダーの結果(TOP5)が活かされたエピソードを語りましょう。 *資質の説明やアドバイスではなく、ご自身の経験を語って...

そもそも自分の才能(資質)は普段、無意識に発揮されているため、振り返って意識し直さないと認識できません。そして、認識したあとで次の行動につなげないことには強みとして磨けません

そんな事実があるため、ほとんどの人は強みを発揮できないという残酷な事実\(^o^)/

でもこれって、「セミナーは、学んだ人の1割くらいしか活かせない」という文脈で言われているような状況と同じで、「強みを活かそうと思った人しか、強みを磨いて活かせない」ということなんですよね。

資質のレアさ加減よりも、才能を活かしている方がレアってことです。つまり、今回のAdvent Calendarに参加しているのは、自らの強みを認識して磨いている猛者たちです。面構えが違う。

ちなみに私(コスギ)の上位資質は、上から〈着想〉、〈戦略性〉〈最上志向〉〈ポジティブ〉〈活発性〉〈運命思考〉〈学習欲〉〈コミュニケーション〉〈内省〉、〈成長促進〉です。

以下はあくまで、私個人の経験を元にしています。同じ資質が同じように発揮されるものではないことをご承知おきください。スキルも経験も環境も違いますもんね。

目次

TOP5は強みとしてどのように発揮されることが多いのか

私の場合、1位の〈着想〉がトリガーになり、5位〈活発性〉で行動することが多いです。つまり「思い立ったら体が動く」ということがよくあります。そもそも、Advent Calendar を企画したときも「あ、そうか、もうすぐ12月か。ストレングスファインダーで Advent Calendar やったら面白そう」と閃いて、30分も立たずに立ち上げて、X(Twitter)にポストしてましたからね。

この〈着想〉と〈活発性〉だけだと、「とにかく思い立ったことをやってみないと気が済まない」となり、影響力の大きい立場だと暴走機関車のような弱み使いになりかねません。

ですが、2位〈戦略性〉と3位の〈最上志向〉のおかげで「これならイケるっしょ」という最適解を選んで進むため、ひらめきによる突発的な行動も、それなりにイイカンジになります。この、割と何でもイイカンジになるのが、私の強みです。平均以上だけど突出してスゴイわけではない優等生ってところでしょうか。

ですから、初めてのことにほとんど物怖じしませんし、挑戦したいと思う気持ちが強いです。初めてのことを失敗するのなんて当たり前という気持ちを持ちつつ、自分としては「やったからにはそれなりの結果を残したい」という気持ちがあるので、期待度を低くしつつも平均以上の結果を出します。

ただ〈最上志向〉はよく暴走するので、何かしらモヤモヤします。それを紐解くと、対象に必要以上の高い期待をしていることが多く「最上ちゃん、またお前かー!」ってなるのですが、私がさまざまなことに取り組んで深められるのは、〈最上志向〉のおかげです。

この〈最上志向〉がよく求めると言われる「一流」になりたいかというと、〈着想〉が「別に?自分が好きなことを深められればいいし、大衆に認められるような一流になりたいわけでもないしね」とのたまうので、どこかいつもズレています。ただ、こうやって面白がるのが自分であると認めているので、必要なら自分の強みを活かすだけです。

ここまで4位の〈ポジティブ〉の話が出ていませんが、やはり人間関係構築力だけあって、人を前にした時に発揮されます。私は戦略的思考力と影響力が強めなので、どうしても自分に矢印が向きがちで、今も9割以上独り言のようなものですが、〈ポジティブ〉のおかげで他者となんとかやっていると言っても過言ではありません。まあ、この資質も隠れ影響力みたいなところがあるのですが……

まだ抽象的な話なので、もう少し具体的なエピソードをご紹介しましょう。

もうちょっと具体的な強みのエピソード

私は以下を仕事にしており、これらはすべて自分の強みを活かせています。

  • (ストレングスコーチとして)1対1のコーチング
  • (ウェブコンサルタントとして)企業のウェブ活用サポート
  • (ウェブ制作者として)WordPress によるホームページの制作(開発)
  • (講師として)研修やセミナーへの登壇

ストレングスコーチは天職

そもそもストレングスファインダーは「強みにフォーカスする」思想なので、〈最上志向〉と相性が良いのです。日本がアメリカに次ぐ大きな市場というのは、統計的に〈最上志向〉の人口が多いこともあるのかもしれません。噂では、Gallup社のストレングスファインダーチームは〈最上志向〉が多いと聞いたこともあるくらいですし。

そして、ストレングスファインダーは一般的なコーチングと異なり、資質の理解が必要となるため、多少コンサルティングの要素が出てきます。ここで〈戦略性〉を余すところなく発揮できます。もちろん、人によって資質の使い方はさまざまなので、答えはクライアントさん本人にあるのですが、資質の持つ特徴はそのまま「その人のポテンシャル」になると考えています。〈戦略性〉×〈成長促進〉で、人間の可能性を(かなりしつこく)信じていますから。

私は本気で「人の可能性は無限」であることを疑っていないため、クライアントさんが今どれだけツラくて苦しくても、ここまで生きてきたからには必ず自分で解決できると信じています。これは自分の〈ポジティブ〉×〈運命思考〉を適切に磨いた(暴走状態を自覚して適切に使えるようになった)ことから「信じれるようになった」と表現したほうが適切なのですが、クライアントさんが求めるなら、どんなときでも伴走します。

また、ストレングスファインダーは自分の無意識が言語化されるため、自己理解を(半ば強制的に)めちゃくちゃ早く促進します。この早さが〈活発性〉と相性が良く、1回のコーチングでみるみる自己理解を促進したり、問題解決の糸口が見つかったり、自尊心を回復したり、次の目標を見つけられるようになったりします。「なんであんなに悩んでいたんだろう?」とアッサリした結果になるので、継続しないのは地味に寂しいのですけどね……

なお、Gallup認定のストレングスコーチになるためのコースは、お高い割にコーチングを学べるかというと疑問が残る(どちらかというと「ストレングスコンサルティング」に近い)ため、コーチングそのもののスキルを身につけるためには自己研鑽が必要になります。私は国際コーチング資格を取得していませんが、交流分析(コミュニケーション心理学)、産業カウンセラー、アクションラーニングコーチ(チームコーチング)などのアプローチを学びつつ、コーチングそのものは独学です。このあたりが独創的でありたい〈着想〉なのですが、「コスギさんのストレングスコーチングを受けたい」と思っていただけるように自己研鑽しつつ、毎日を強みで過ごせる人を1人でも多くサポートしていきたいですね。

ということで、「なんかコーチっぽくない親しみやすい雰囲気で、あっという間に元気になって道筋が見えてくるストレングスコーチ」が私の強みを活かしたあり方です。

クライアントさんからの感想は以下にまとめていますので、気になる方はどうぞ。そろそろ追加更新したい……

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データを元にしたウェブコンサルティング

データを生かして事業の成果を追求する「ウェブ解析士マスター」という資格を取得した(2023年末で卒業予定)経緯は、私が何よりも数字が苦手だったことから始まります。

最初は、割合の割り算すらできなかったんですよ。講師として人前に立って話をするのも慣れておらず、姿勢は悪いし視線がおかしいうえ、頭が真っ白になって声が震え、とりあえず伝えることしかできなかった人間でした(それでもなんとかなっていたのはホント才能だと思います……)。

数字に強いと言われる〈分析思考〉はそれほど高くないので、上位資質を組み合わせてカバーするしかありません。資格を取得して数年間は、実務を通して徹底的に数字に向き合いました。この辺は、自分が納得するまで突き詰めたい〈最上志向〉と体験を通して学ぶ〈学習欲〉を、〈活発性〉でスピードを上げてさまざまなことに取り組んだことで、とても濃い時間で学びを深めることができたのだと、今にして思います。

ものすごくしんどかったけれど、それでも「次はもっとこうしたい!」と反省することがめちゃくちゃ楽しかったのですよね(〈最上志向〉のMっぽさは、こういうところだと思います)。今の私は、影響力の才能を磨いた結果です。

おかげで今は、「数字は数字でしかない」という身も蓋もない結論にたどり着いたのですが、〈戦略性〉のメタ視点を活かして、クライアントさんと一緒に戦略を練ることができています。クライアントさんが成長すればするほど、求められることが増えていく、自分の資質を磨ける環境って最高じゃないですか?

やっぱり WordPress が好き

WordPress のコミュニティ界隈では「巨人の方に乗ろう」と言われています。これは私の〈戦略性〉×〈最上志向〉が喜ぶ考え方ですね。WordPress は世界で広まっているために市場が大きいことや、お互いに刺激し合うことを楽しむプロの方々がつくっているコミュニティなので、まさに世界を歩く巨人。そこに乗るだけで世界が見えてくるなんて最高です。最近はその歩みが早くなっている印象もあるので、振り落とされないように必死なのですが、割とみんな同じように考えていて、戦友のような印象も強いです。

そして私にとっての WordPress はコミュニティの楽しさはもちろん、制作(開発)に没頭できることも大好きです。〈着想〉×〈戦略性〉×〈最上志向〉×〈活発性〉で解決のための道のりを瞬時に見つけて進み、様子を見ながら調整しつつ、最適な仕様を追求する一人の時間は〈内省〉も喜びます。そして新しい技術を〈学習欲〉で学び、それが実際に動く喜び。この知的生産性を上げる一連の作業は、コーチやコンサルタントとは違った側面の自分の強みです。

コンテンツさえ揃えば、ホームページはすぐにできます。やろうと思えば1週間程度でつくれます。ですが、ホームページを持つことは手段であって通過点でしかないため「なんのためのホームページなのか」を追求しつつ、WordPress 以外の最適解もあることを念頭に置きながら、それでも WordPress を選ぶなら腕まくりして取り組みます。

私の才能が磨かれるうえ、遠慮なく強みを発揮できる環境ですから。〈最上志向〉的には、「まだまだ強みと言えるほどのスキルではない」と言いたくなるんですが、今回は私の強みだと断言しておきます。コスギってウェブ制作しているの?と思われるので……基本口コミで依頼をいただいていますけども。

セミナーや研修で登壇することは人生の喜び

セミナーや研修などで登壇するときは、自分の上位資質のほとんどをフルに活かせていることを感じます。影響力が高いと目立つことは苦にならない(自分を刺激してくれる)のですが、8位に〈コミュニケーション〉を持っていることもあり、聴衆の前に立つのは喜びを超えて快感です笑

10年前は陰キャだったんですけどね。影響力は前に出てなんぼだなと思います。

  • 登壇機会を見つけて飛び込む → 〈最上志向〉×〈活発性〉×〈学習欲〉
  • スライドを作成する → 〈着想〉×〈戦略性〉×〈最上志向〉×〈内省〉
  • 登壇して話す → 〈着想〉×〈最上志向〉×〈ポジティブ〉×〈コミュニケーション〉
  • ワークショップをファシる → 〈戦略性〉×〈ポジティブ〉×〈学習欲〉×〈成長促進〉
  • 参加者の様子を見て調整する → 〈戦略性〉×〈最上志向〉×〈コミュニケーション〉×〈成長促進〉
  • 質問に回答する → 〈戦略性〉×〈最上志向〉×〈成長促進〉
  • 懇親会に参加する → 〈戦略性〉×〈最上志向〉×〈ポジティブ〉×〈運命思考〉
  • 登壇内容を振り返る → 〈最上志向〉×〈学習欲〉×〈内省〉

…… なんて感じで、前後も含めて登壇することは上位資質すべてを活用しているのです。意外と1位の〈着想〉が出ていないのは、おそらく平常運転で発揮されているので「コスギらしさ」としてすべてに関わるのでしょう。

そもそも、私が何かしらの帽子(緑色のカエルのベレー帽とか、黄色のわぷー帽子とか)をかぶっているのは、まさに〈着想〉です。セルフブランディングを兼ねているので、しっかり〈戦略性〉や〈最上志向〉も入っているんですけどね。おかげで、私が相手のことを知らなくても、相手が私のことを知ってくれているということが起きます。

病的に人を覚えることが苦手(3回会っても忘れます……)なので申し訳なさはあるのですが、ありがたい限りです。「声をかけても、私のことは知らないかも」という想定は間違いないのですが、そもそも人を覚えていない(本当にゴメンナサイ)ので、いつでもはじめましての気持ちでお声がけいただけると助かります。

まとめ:仕事で強みを活かそう

思いつくままに書き殴ってみると、具体的なエピソードにならないところが〈戦略性〉っぽいなと振り返りつつ……結局「仕事で生産性を高めることを目指したツール」というストレングスファインダーの思想に戻るんですよね。

「強みを活かす」ことはプライベートにも当てはめることができますが、仕事が日常であり人生の時間に組み込まれている社会人にとって、強みを活かして仕事をすることは、人生を強みで生きることにつながるわけです。

色々とうまくいっている人は、おそらくすでにご自身の強みを活かせています。才能は人生戦略ですからね。ただ、「なんかうまくいかないな、もうちょっとなんとかならないかな……」と感じるときこそ、自分の才能を磨けるチャンスなんじゃないでしょうか。

苦手なことすら自分の糧にする成長志向でいると、ウゲッと感じた時に「才能を活かせるチャンス!!!」と前向きになれます。否、前向きになるのが私の才能であり、前向きに考えて突破口を見出すのが、私のストレングスコーチング。

意外と(?)世の中には「後ろ向きのまま後ろ向きに進む」ほうが得意な方もいらっしゃるので、やり方は人それぞれなんですが、せっかくならオモシロ楽しく人生を過ごしたらいいんじゃないのかな〜と思っています。私もそれなりにトラウマありましたし。その片鱗は、たまに note に書いているので興味があればどうぞ。来年は交流分析インストラクターを目指すので、また note の更新も増えるかと思います。

note(ノート)
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ということで「ストレングスファインダーのエピソードトーク Advent Calendar 2023」の1日目でした。他の日程に関しては以下をご覧ください。

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著者

話しているとゴキゲンになれるメンタルマネジメントの人。ストレングスファインダー®を扱うGallup認定ストレングスコーチです。心理学はエリック・バーンの交流分析とカール・ロジャーズの傾聴が大好き。WordPressの勉強会やサイト制作、ウェブマーケティング支援など、ウェブ方面でも色々とやっています。登壇は楽しく役立ちわかりやすく、がモットー。

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