【能登半島地震】チャリティーコーチングを行っています

〈慎重さ〉さんの特徴は?クリフトンストレングス®(ストレングスファインダー®)の組み合わせも含めた徹底解説

はい、ごめんください。Gallup 認定ストレングスコーチの小杉です。

日々の無意識の習慣が生産的に発揮されている “才能” を理解し、個人やチームで活用するためのツール「クリフトンストレングス®(ストレングスファインダー®)」について、ひとつずつ徹底的に解説していきます。今回は〈慎重さ〉(しんちょうさ/Deliberative®)です。

日本語の名称はわかりやすいですが、英語の「Deliberative(デリバラティブ)」を見てすぐに「あー、あれね」とわかる日本人は少ないと思います。日本語では「熟慮する」「審議する」「協議する」といった意味で、行動を決定する前にじっくり考えるというニュアンスの言葉ですね。

〈慎重さ〉さんは、文字どおり慎重に物事に取り組みます。

  • (リスクを慎重に評価するため)シミュレーションして準備してから行動する
  • (初めてのことは様々なことを想定するため)油断せずに進む
  • (ムダに失敗したくないため)事前の準備と安全性を常に考慮する

こんな様子を見せるのは〈慎重さ〉さんならでは。Gallup公式サイトはこちら(英語)👇

Gallup.com
The Deliberative Theme: How You Can Productively Aim Your CliftonStrengths Talent Learn about your Deliberative talents -- how they can help and hinder you, and how you can use them most effectively in this 2018 edition of Mastery Monday.

このストレングスファインダー徹底解説は、Gallup社の公式見解ではなく、あくまで弊社カエルコムニスの知識と経験に基づいた内容です。気になった点や違和感がありましたら、SNSやお問い合わせフォームよりご指摘・ご相談ください。
なお、このページへのリンクや引用(not 転載)、SNSでの言及は大歓迎です。

目次

ストレングスファインダーの〈慎重さ〉とは?

〈慎重さ〉さんは、さまざまな状況を先読みし、細心の注意を払いながら、感情に流されることなく障害を回避する選択を行います。繊細な話も含めて多くの事実に耳を傾け、すべての検討材料を集めてから決断する姿勢によって、動き出した計画はスムーズに進み、周囲に多大な利益をもたらします。

〈慎重さ〉さんは、さまざまな状況を先読みし、細心の注意を払いながら、感情に流されることなく障害を回避する選択を行います。繊細な話も含めて多くの事実に耳を傾け、すべての検討材料を集めてから決断する姿勢によって、動き出した計画はスムーズに進み、周囲に多大な利益をもたらします。

「物事を成し遂げたい」という欲求を持つ実行力の中でも「失敗せずに準備して成し遂げたい」という思いが強いですが、ここでいう「失敗」は、「準備しておけば回避できたはずのムダな失敗」です。結果だけ見れば大したことも起きず、スムーズに進むので心配が杞憂に終わることも少なくありませんが、この「何事も起きないようにしておく」才能こそが〈慎重さ〉さんの貢献の賜物なのです。

たとえば、車で遠出するなら天気や道路の状況をあらかじめ調べておき、工事があるなら渋滞を考慮して出発時間を早めるとか、迂回路を確認するとか、そういったことをごく自然に行います。ですから、想定内の時間に到着できるのです。「行ってみたら工事中だったので遅れます」は、〈慎重さ〉さんにとってありえません。

〈慎重さ〉さんの口癖「もしかしたら」

〈慎重さ〉さんは、物事がスムーズに終わることを重視しています。先見の明があり、想定されるリスクを事前に予測し回避することを常に考えているため、何らかの問題が起きても想定内で対応できるように行動します。

  • もしかしたら、◎◎さんにも確認が必要かもしれません」
  • 「調べてみたら△△のリスクが考えられるのですが、どう思います?」
  • もしものために、これも準備しておきましょう」
  • 「メリットだけでなく、デメリットも両方確認しておきたい」
  • 「これは今すぐ決めるより、もう一度考え直した方が間違いないな」

〈回復志向〉さんが「解決するために」問題を見つけることが得意なように、〈慎重さ〉さんも「無事に達成するために」リスクを見つけることが得意です。なぜなら、実際に行動を起こす前に脳内シミュレーションしていることが多く、その過程でリスクを発見しているためです。

〈慎重さ〉さんの「もしかしたら」は(併せ持つ上位資質によって)経験による直感的なものもありますが、想定されるリスクの提言である場合が多いので、聞いておいて損はありません。事前に回避もしくは対処できるように準備できますからね。

〈慎重さ〉の感情的な特徴

〈慎重さ〉さんは才能の特性上「感情的になることはリスクになる」と認識しているため、感情の起伏があまりなく、いつも冷静で落ち着いており、比較的穏やかな方が多いです。とはいえ感情表現をしないわけではなく、楽しいときは楽しみ、怒るときは怒りますが、それぞれに理由が明確で予測可能です。

さらに「慎重になりすぎるのもリスクになる」とも認識しており、(何らかの理由で資質が暴走しない限りは)感情と思考と行動のバランスが良いことも挙げられます。基本的に「ムダな失敗が嫌い」なだけで、失敗がゼロになるとも思っていないからこそ、リスクを最小限に抑えておきます。

ただし、初めての経験や未知のリスクに関しては緊張しやすいため、過剰に反応しやすい傾向はあります。また、ある程度は想定しているものの、そのような想定を上回る変化に対して不安を感じやすくなります。どれだけ想定できるかは本人の経験によるところが大きいのですが、冷静さを取り戻すまで少し時間がかかりやすいのも特徴です。

つまり「〜しないとまずいのでは」という思いが、ポジティブになればリスクへの対処がしやすく、ネガティブになれば過剰な心配につながりやすいです。「適切に怖がる」ことでリスクを管理し、予測可能な状況をつくれることが〈慎重さ〉さんの特徴でもあり、才能を活かすコツでもありますね。

〈慎重さ〉は、心配性?

天才的なリスクヘッジ力のある〈慎重さ〉さんですが、慎重になりすぎて行動できなくなることがあります。それによって、「優柔不断」「心配性」「古いやり方に固執している」「悩みすぎ」といったレッテルを貼られることもあるでしょう。これは、達成すべきゴールを見失っていたり、焦って余裕のない状態にあると起こりやすいです。

そもそも〈慎重さ〉の英語名「Deliberative」は「審議する」ですから、ひとりで決めるには限界があります。そのリスクにも気づけずひとりで悩みを抱えてしまうと、誰にも相談できないまま不安を解消できず、負のスパイラルに陥ってしまいやすいことも。

さらに、「何事も起きないようにする」ことが〈慎重さ〉の才能ですが、心配が杞憂に終わったことに対して安堵しつつも徒労感が続いてしまうと、シンプルに気疲れします。「この資質が何の役に立つのかわからない」と感じる方は、このような状態かもしれません。

本来の〈慎重さ〉さんは、スムーズにゴールまで進めるよう、冷静にシミュレーションしてリスクに対処することが得意です。準備が99%といっても過言ではないほど、「安全第一」をモットーにしています。とても堅実なのです。

また、一度経験したことなど、シミュレーションがしやすい物事に対しては、ほとんど悩まなくなります。リスクが見えていれば安心できるためです。ですから「あれだけ悩んでいたのに、人が変わったよう」と他者から評価されるほどの素早い行動力を発揮することがあります。99%の準備の賜物ですね。

ですから「心配性」のように見えるのは〈慎重さ〉さんの一面でしかありません。もしそのように見えたのなら、どんなゴールを目指しているのか、そのためにどんなシミュレーションをしているのかを聴いてみてください。本来の冷静さを取り戻しやすくなりますよ。

〈慎重さ〉の才能を具体的に活かす

〈慎重さ〉の資質イメージイラスト:書類をしっかりと確認している男性 / generated by Midjourney

ストレングスファインダーの診断結果は、あくまでも「才能の塊(資質)」であり「強みの種」です。特に〈慎重さ〉は「リスク回避」というあらゆる状況に活かせる強力な才能だからこそ、ハンドリングも必要です。

〈慎重さ〉は〈戦略性〉と非常によく似た思考力の才能であり「スタートからゴールまでの全体像の把握を必要とする」ことが共通しています。ですが、実行力の領域にあるのは理由があります。

〈戦略性〉の場合
  • 実行するかどうかは別問題
  • 「〜〜などもできるかも」と、可能性を追求する
  • 状況に応じていくつものルートを抽象的に想定できる
〈慎重さ〉の場合
  • 実行することが大前提
  • 「〜〜しないとまずいかも」と、実行性を追求する
  • 決めたルートのシミュレーションを具体的におこなう

このように、〈慎重さ〉は「実行すること」が大前提にあるため、〈戦略性〉以上に「ゴール」(結論)を必要とします。〈戦略性〉もシミュレーションはしますが、さまざまな可能性を発散して考え、抽象的な場合が多いです。〈慎重さ〉のシミュレーションはひとつのゴールに収束できるよう具体的に考えるため、時間はかかりますが信頼できます。とても心強い才能だからこそ、焦りは禁物ですね。

そんな〈慎重さ〉さんの長所を、生産性の高い「強み」として磨いていきましょう。

〈慎重さ〉の長所を磨いて強みにする

〈慎重さ〉さんはリスクを慎重に評価し、シミュレーションに基づいた行動を重視する長所を持っています。環境やスキルによっても発揮の仕方は人それぞれですが、長所として具体的に発揮された場合の一部をご紹介します。

  1. 計画に対して気になった点を共有し、チームを成功に導く。
  2. 不確実性を最小限に抑えるための手順やポリシーを確立する。
  3. 危機管理計画や事業継続計画(BCP)を策定し、緊急時に備える。
  4. データ分析を通じて、正確な意思決定をサポートする。
  5. 新しいアイデアや提案に対して、潜在的な問題を指摘する。
  6. タスクの優先順位を定め、効率的なワークフローを作成する。
  7. キーパーソンを見極めて確認を求め、チームの前進を保つ。
  8. 他者に安全性やリスク管理の重要性を啓蒙する。
  9. 細かいディテールに注意を払い、品質を保証する。
  10. ミーティングでリスクとチャンスをバランス良く提示する。
  11. 長期計画を作成し、将来的な成功を目指す。
  12. 都度状況を見直し、計画をアップデートする。
  13. プロジェクトの変更において、影響を慎重に評価する。
  14. チームメンバーの安全を確保するためのガイドラインを作成する。
  15. 業務プロセスの問題点を洗い出し、改善策を提案する。

プロジェクトマネジメントやメンテナンスなど、進行をスムーズにしたり「守る」ためのスキルを身に着けることで、才能を強みとして磨きやすくなります。ご自身の関わる業界で、このような立場を探してみてください。

このような具体的な行動はもちろん、併せ持つ上位資質の暴走が少ないことも〈慎重さ〉の長所です。

たとえば〈責任感〉は「相手の期待に応えたい」という思いが強くなると、仕事を請け負いすぎてしまいがちになりますが、〈慎重さ〉を併せ持っていると「これ以上受けたら回らなくなってしまう」というリスクヘッジをして、〈責任感〉の誠実さをより際立たせます。同様に、他の上位資質に対しても安全ブレーキのようにはたらき、過剰に発揮されてしまうことが少ないのです(資質の組み合わせでも後述)。

もし、うまく安全ブレーキの役目を果たしていないと感じたら、「上位資質が暴走するときは、何が起きているときだろう」とシミュレーションしてみてください。ご自身の資質の振り返りにもなります。そして、意外と暴走していないことに気づけるのではないでしょうか。

〈慎重さ〉さんの強みを引き出す声かけ

〈慎重さ〉さんは予期せぬ変更や急な決定に直面するとストレスを感じますので、明確なゴールと、シミュレーション予測が可能な環境を整えることで、才能をいかんなく発揮してくれます。以下のような声かけによって、コミュニケーションを取りましょう。

  • この計画のゴールの認識を合わせましょう(シミュレーションを可能にする前提)
  • このアイデアについて、直感的に気になったリスクはありますか?(アンテナを借りる)
  • もしもの状況に備えて、皆さんの意見も伺っておきたいです(アンテナを借りる)
  • 想定される最悪の状況に対して、チームで考えておきましょう(最悪の状況を想定する)
  • このプロジェクトを継続させるために、備えておくべきことを考えましょう(安全に継続させる)

〈慎重さ〉さんは万全の準備しておくことを好みますが、それにはチームで全体像を共有しておくことが必要です。また、最悪の状況をチームで共有する時間をつくることで、〈慎重さ〉さんからの意見を共有しやすくなります。長期的なプロジェクトは失速しやすいぶん安定した継続性が必要になるため、確実にゴールに到達できるようにリスクヘッジのアイディアを借りましょう。

普段は縁の下の力持ちとして「失敗しないことが当然」という期待に応えることが多いため、〈慎重さ〉さんの貢献は見えにくいことが多いです。ストレングスファインダーを実施したからこそ、お互いの貢献を見える化して認め合いたいですね。

〈慎重さ〉と他の資質との組み合わせ

〈慎重さ〉の資質イメージイラスト:現場で様子を見ている女性 / generated by Midjourney

ストレングスファインダーで得られる結果は〈慎重さ〉を含めた34の資質で構成されています。たとえば〈責任感〉は約束したことは徹底的にまっとうする才能ですし、〈社交性〉は他者を魅了して友達のようにコミュニケーションできる才能です。このような他の資質と〈慎重さ〉の特徴が組み合わさると、「適切な節度」が生まれて他の上位資質の長所を発揮しやすくなります。今回は、暴走しがちな特徴をどんなふうに対処しているのか、まとめてみました。

  • 慎重さ × 達成欲:目標達成に向けて努力しつつ、仕事と休息のバランスを取って過労を避ける
  • 慎重さ × 活発性:新しいアイデアに飛びつくものの、現実的な実行性と影響を考慮してから行動する
  • 慎重さ × 適応性:想定内の変化に対しては大胆に行動し、それ以外は冷静に情報を集めて検討する
  • 慎重さ × 分析思考:論理的な根拠を重視しながらも、直感や他者の感情や意見も尊重する
  • 慎重さ × アレンジ:変更に伴う他者の感情や状況を考慮したうえで、効果的に組み合わせる
  • 慎重さ × 信念:自分は信念に則りながらも、他者の価値観を押さえつけることなく尊重する
  • 慎重さ × 指令性:他者の意見や自主性も重視しつつ、必要に応じて強いリーダーシップを発揮する
  • 慎重さ × コミュニケーション:聞き手の感情や反応に注目しながら、適切な言葉を使う
  • 慎重さ × 競争性:チームワークを大切にしながら、フェアな競争で勝利する
  • 慎重さ × 運命思考:現実的な行動計画を綿密に立てたうえで、焦らず天命を待つ
  • 慎重さ × 公平性:公平さを尊重しながらも、イレギュラーなケースも想定しておく
  • 慎重さ × 原点思考:過去の事例を探求するが、成功体験に縛られない
  • 慎重さ × 成長促進:他者の成長を支援しながらも、その自主性を尊重して過剰に干渉しない
  • 慎重さ × 規律性:秩序に基づくルーティーンを重んじるが、ときには柔軟性を持って対応する
  • 慎重さ × 共感性:共感を示しながらも、境界を認識して過度な感情移入を避ける
  • 慎重さ × 目標志向:視野が狭まらないよう、過程も大切にしつつ明確な目標に向かって努力する
  • 慎重さ × 未来志向:長期的なビジョンの過程に起こるリスクを想定して現実的に対処していく
  • 慎重さ × 調和性:意見がぶつかっても焦ることなく、合意を大切にして前進させる
  • 慎重さ × 着想:実現性を考慮しながら、突飛にならない範囲で創造的なアイデアを生み出す
  • 慎重さ × 包含 :共通の目標を見失わず、確実に達成できる範囲で多様性を受け入れる
  • 慎重さ × 個別化:個人のニーズを尊重しながらも、一部に偏りすぎないよう一体感を保つ
  • 慎重さ × 収集心:大量の情報を集めるが、重要な情報はある程度整理して使えるようにしておく
  • 慎重さ × 内省:多面的に物事を熟考しながらも、過度な自己批判を避けて期限までには答えを出す
  • 慎重さ × 学習欲:好奇心だけでなく実践的な応用も重視しながら、学ぶことに情熱を持つ
  • 慎重さ × 最上志向:細かい完璧主義に陥らず、期日までに高い品質を目指して最善を尽くす
  • 慎重さ × ポジティブ:楽観的でありながらも、現実的な視点も持つ
  • 慎重さ × 親密性:密接な人間関係を築くが、個々のプライバシーを尊重して配慮を怠らない
  • 慎重さ × 責任感:自己の限界を理解したうえで相手の期待に誠実に応える
  • 慎重さ × 回復志向:現実的な対応可能範囲を想定したうえで、問題解決に注力する
  • 慎重さ × 自己確信:他者の意見もよく聞き、自らの決断力と影響力を想定して行動する
  • 慎重さ × 自我:他者との調和を保ちながら、着実に自分の仕事の認知を広げる
  • 慎重さ × 戦略性:目標に対して可能性とリスクの両方を判断し、柔軟性を持って着実に対応する
  • 慎重さ × 社交性:他者との交流を楽しみながらも、不用意な行動はしない

発散系の資質(〈着想〉や〈最上志向〉など)は、想定している範囲内で発散したり、収束系の資質(〈目標志向〉や〈個別化〉など)は視野が狭まりすぎないように余裕を持って収束したりと、シミュレーションに基づいて行動することが多くなります。「どんなゴールのためにリスクを考えるのか」をまず明確にしておくと、〈慎重さ〉をハンドリングしやすくなります。

〈慎重さ〉を扱えるようになると、他の上位資質を長所として発揮しやすくなるため、TOP5にある方はインサイトガイドも参考にしてください。書籍に付属のアクセスコードで診断したなら、先にじっくり読み込んでいることも多いと思いますから、インサイトガイドとの内容の違いも楽しんでみてください。

あわせて読みたい
ストレングスファインダー® の結果レポートをPDFで確認して活かす はい、ごめんください。Gallup認定ストレングスコーチのコスギです。 「以前受けたことがあるんだけど、ストレングスファインダーの結果ってどこで見るんだっけ?」「ス...

まとめ

〈慎重さ〉の資質を上位に持つ方は、「この資質が何につけてもブレーキを踏んでしまい、行動したいのに悩んでしまう」と感じている方は少なくありません。ですが、本当に行動が必要と判断しているなら、しっかり準備して取り組んでくれる才能です。

そんな〈慎重さ〉さんがストレングスコーチングを受けて、ご自身の決定と行動を振り返ってみると「行動できないと思っていたんですが、何の準備もせずに焦って飛び込んで後悔してしまうことから守ってくれていたのかも」とおっしゃる方が多いです。そして、最終目標を再確認して準備完了を初期目標に据えると、行動計画がスルスルと出てきます。

〈慎重さ〉は、思考系実行力才能ですから、悩むときには目標が定まっていないことが多く、何をどうしたら良いのかわからずに右往左往してしまうと無駄に悩み続けてしまうんですよね。そんなリスクに対処できるよう、相談できる相手を見つけておくことも大切です。安心して話せる相手がいなければ、お近くのストレングスコーチを頼ってくださいね。

\ 資質の特徴から紐解くのでわかりやすい /

さまざまな状況を先読みし、細心の注意を払いながら、感情に流されることなく障害を回避する選択を行います。繊細な話も含めて多くの事実に耳を傾け、すべての検討材料を集めてから決断する姿勢によって、動き出した計画はスムーズに進み、周囲に多大な利益をもたらします。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

著者

話しているとゴキゲンになれるメンタルマネジメントの人。ストレングスファインダー®を扱うGallup認定ストレングスコーチです。心理学はエリック・バーンの交流分析とカール・ロジャーズの傾聴が大好き。WordPressの勉強会やサイト制作、ウェブマーケティング支援など、ウェブ方面でも色々とやっています。登壇は楽しく役立ちわかりやすく、がモットー。

目次