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〈目標志向〉さんの特徴は?クリフトンストレングス®(ストレングスファインダー®)の組み合わせも含めた徹底解説

はい、ごめんください。Gallup 認定ストレングスコーチの小杉です。

誰もが持っている “才能” を言語化し、理解し、強みとして活かすツール「クリフトンストレングス®(ストレングスファインダー®)」について、ひとつずつ徹底的に解説していきます。今回は〈目標志向〉(もくひょうしこう/Focus®)です。

〈目標志向〉さんは「Focus」の英語名のとおり、ゴールに向かって集中して取り組みます。

  • (一直線にゴールに向かいたいため)目標設定と優先順位を明確にする
  • (最短距離で目標達成したいため)効率的な作業進行と目標に対する一貫性を持っている
  • (目標達成に集中したいため)環境や周囲の誘惑からの気を散らす要因を排除する

といった様子を見せるのは〈目標志向〉さんならでは。Gallup公式サイトはこちら(英語)👇

Gallup.com
The Focus Theme: How You Can Productively Aim Your CliftonStrengths Talent Learn about your Focus talents -- how they can help and hinder you, and how you can use them most effectively in this 2018 edition of Mastery Monday.

このストレングスファインダー徹底解説は、Gallup社の公式見解ではなく、あくまで弊社カエルコムニスの知識と経験に基づいた内容です。気になった点や違和感がありましたら、SNSやお問い合わせフォームよりご指摘・ご相談ください。
なお、このページへのリンクや引用(not 転載)、SNSでの言及は大歓迎です。

目次

ストレングスファインダーの〈目標志向〉とは?

必要なタスクの優先順位を定め、あらゆる雑念を遮断し高い集中力で物事を成し遂げます。ビジョンを明確にし、目標と方向性に基づく計画を立て、マイルストーンを設定し、軌道に乗って最短で邁進するため、成果を得るまで止まりません。そしてまた、次のゴールを見定め進むのです。

〈目標志向〉さんは、必要なタスクの優先順位を定め、あらゆる雑念を遮断し高い集中力で物事を成し遂げます。ビジョンを明確にし、目標と方向性に基づく計画を立て、マイルストーンを設定し、軌道に乗って最短で邁進するため、成果を得るまで止まりません。そしてまた、次のゴールを見定め進むのです。

「物事を成し遂げたい」という欲求を持つ実行力の資質は、ゴールに向かいたい欲求が転じて効率化を求めることが多いですが、その中でも〈目標志向〉はプロセスよりもゴールを重視する傾向が強く、「無駄なことをせずに効率よく成し遂げたい」という欲求が34資質の中でもダントツです。

効率第一主義を掲げるような資質は、〈目標志向〉の他にも〈アレンジ〉や〈規律性〉があります。〈アレンジ〉は、リソースの組み合わせによって効率化を求める才能、〈規律性〉は仕組み化して継続的に効率を維持できる環境をつくる才能です。〈目標志向〉は必要なタスクの優先順位を決めて効率化を求める才能ですね。

ちなみに、効率を高めたい欲求は〈最上志向〉や〈調和性〉などにもありますが、〈最上志向〉は主観的で、好きなことをやっている時間は周囲が無駄だと感じても本人にとっては意義を感じますし、〈調和性〉は決めることを決めて進みたい欲求はあるものの、他者との時間を必要とするため、相談を無駄と言われると才能を発揮しにくい、といった傾向があります。「終わらせたい」欲求の強い実行力系の資質の言う「効率化」とは、ちょっと違うかもしれません。

そもそも「効率」とは、ある目的を達成するために必要な労力や時間、コストやリソースなどをどれだけ少なくして成果や結果を得られるか、という尺度のことを指すので、目的や期間によって変わるため、絶対的な答えがないものです。そこに情熱を燃やすのが〈目標志向〉さんといえるでしょう。

〈目標志向〉さんの口癖「目標(ゴール)は?」

〈目標志向〉さんは、目標までの計画を立て、集中して取り組むことをとても重視しています。日々の作業を目標に沿って進めることで間違いなく達成できるなら、それはまごうことなき「効率化」ですよね。〈目標志向〉さんにとってゴールへの狙いを定めることは、欲求でもあり喜びでもあります。

  1. 「このプロジェクトのゴールは何ですか?」
  2. 優先順位を決めて、効率的に進めましょう」
  3. 「ガントチャートを引いて、全体スケジュールを共有しましょう」
  4. 「今週末の予定を決めておきたいんだけど」
  5. 「それは、今やることじゃないよね」

「Focus」の名のとおり、ゴールに焦点を合わせたいという気持ちが全面に出ます。焦らず才能を発揮する〈目標志向〉さんは、タスクのステップ化を大切にします。ただリストにするだけでなく、優先順位を設定して「いつ何をいつまでにやって、次に何をやるか」と、ゴールまでの段取りを立てて進みます。

やるべきことを見越してスケジュールを立てるので、当然、みっちみちに予定を詰めると想定外のことに対応しきれません。そのため、ある程度余裕を持ったスケジュールを立てる必要があり、バランスの良いスケジュール感覚を磨く必要がある才能と言えます。

〈目標志向〉さん本人のスケジュール感覚は問題ないと思いますが、他者の一緒に目標を達成するためのスケジュール感覚を磨いて活かせるようになると本領発揮し、より効率的に達成しやすくなりますよね。すぐ好奇心対応に走ってゴールに集中できない私みたいな人間は、〈目標志向〉さんのおかげで注力できるってものです……

〈目標志向〉の感情的な特徴

実行力系の資質は「生産性を高めたい」「終わらせたい」とタスクに対する欲求が行動につながりやすいため、人間関係構築力のように感情豊かに表現するようなことは、さほどありません。ただし、「目標」が関わってくると話は別。〈目標志向〉さんとって、「目標」は生活を左右するほどの影響力があり、目標に近づいている実感があると充実感を得て、目標を達成した際には大きな喜びを感じます。

マラソンでゴールに辿り着いたときの達成感……というと、わかりやすいでしょうか。一般的にも大なり小なり、目標をクリアしたときの「やったー!!」といった達成感はあると思いますが、〈目標志向〉さんはそれを毎日やるくらいの情熱を持っています。目標が立ったら惹かれるように、そこに向かわずにはいられません。

俗称的に “トンネル才能” とも言われているくらい、トンネルの向こうにある出口を目指して一直線に走り抜けるような特徴があります。その間、外で何が起きているのかわからないくらい、集中しています。当然、生産性が高まりますし、目標も達成しやすいです。

ですが同時に、計画どおりに進まないときや予期せぬアクシデントに直面したときには、思考停止して動けなくなってしまうほどの不安や焦りを強く感じることがあります。また、目標に集中しすぎて視野が狭くなり、予定にないことに対しては「ムダ」と冷たく切り捨ててしまうこともあるかもしれません。

目標に熱心になるあまり、他の要素を犠牲にしてしまいがちな傾向があることを自覚していても、目標にフォーカスしてしまうのが〈目標志向〉さん。こう、獲物に反応した猫の瞳が、キュウッと変わる感じ。それは、わかっていても止められるものではありません。こういう特徴は〈目標志向〉さんだけでなく、他の資質にも「わかっていても止められない」という特徴はあります。

しかし、目標達成のために優先順位を決めて動く「段取りのフェーズ」が必ずあります。このフェーズを活かすと、才能を成熟させて強みとして磨きやすいですよ。他の上位資質も組み合わせてみましょう。

〈目標志向〉は、他者を傷つけやすい?

特にビジネスの場面では「目標達成」や「効率化」というワードが絶対的な価値を持ちやすく、環境的に〈目標志向〉さんの価値観が認められやすい傾向があります。目標を達成することがワクワクの源泉になるのですから、ビジネスと相性が良いことは間違いないでしょう。

しかし、〈目標志向〉さんにも「予期せぬ出来事が起きたときの対応を迷ってしまう」という短所があります。仕事は独りでできるものではないので、予定どおりに進まないことが起こっても不思議ではありません。ですが、環境的に「自分は正しい」と勘違いして環境や他者に責任を求めてしまうと、結果的に自らムダな時間を生んでしまいます。

ストレングスファインダーの結果として得られる34の資質は、ハイパフォーマーの思考・感情・行動のパターンを「才能」として統計的に診断できるものですから、パフォーマンスアップの仕方は人それぞれです。「なんで、そういうことするかなあ?」とイラッ(もしくはモヤッ)としたときは、自分の上位資質(価値観)を意図せず相手に強要しようとしています。まずは、ここに気づくことが大切。

〈目標志向〉を最下位に持つ相手に、目標を直接振りかざしても、それは相手の価値観を無視し、傷つけることにほかなりません。そもそも、〈目標志向〉が上位にない相手には、目標そのものの価値はそこまで重要視されていないのが現実です。だから、世間では「目標は大切なんですよ!」「目標を適切に扱うと成果が出る!」と、〈目標志向〉さんにとっては当たり前のことが声高に叫ばれるのです。

こういった状況で〈目標志向〉の才能を活かすためには、「チームとして納得できる目的と目標」の共通認識を持つこと。明確な目的があれば、すべての資質が強みを持ち寄りやすくなります。そして目標に納得できれば、上位に〈目標志向〉がなくてもうまくやれるようになります。そんな環境で目標を見失わないでいてくれる存在は、強力にチームを支えてくれる柱となります。ありがたいことこの上なし。

情熱的で行動力のある才能は力強いので、怒りで燻ぶらせているのはもったいありません。自分だけでなく、チームや社会のために活用していきたいですね。

〈目標志向〉の才能を具体的に活かす

〈目標志向〉の資質イメージイラスト:トンネルを走り抜ける車 / generated by Midjourney

ストレングスファインダーの結果は、そのままでは強みになりません。〈目標志向〉の「一直線に目標に向かって達成する」という才能を活かし、生産性の高い「強み」として磨いていきましょう。

〈目標志向〉の長所を磨いて強みにする

〈目標志向〉さんはビジネス面で強みを発揮しやすいのはもちろんですが、プライベートでもやるべきことをキッチリこなす頼もしさがあります。以下は、その具体的な一面です。

  • チームミーティングで具体的な目標を設定し、それに基づいて行動計画を策定する。
  • 進行中のプロジェクトの進捗状況を定期的にチェックし、必要に応じて調整を行う。
  • 期限に迫ったタスクに対して、効率的な優先順位付けを行い、期限内完成を確実にする。
  • 新しいプロジェクト提案時に、明確な目標とその達成に向けた戦略を提示する。
  • クライアントとの打ち合わせで目標に沿った提案を行い、信頼感を醸成する。
  • 週次報告会で、達成された目標と次のステップについて明確に報告する。
  • 予算策定時に、目標達成に必要な資金を効率的に計画し、提案する。
  • 長期プロジェクトにおいて、中間目標を設定し、チームを一つの方向に導く。
  • 目標達成に向けて定期的なフィードバックと指導を行い、チームの方向性を強化する。
  • 旅行の計画を立て、旅先での活動を効率的に組み立てる。
  • スケジュール帳を活用し、個人的な目標の達成を目指す。
  • 友人や家族との定期的な交流を計画し、人間関係を深める。
  • 個人のキャリア目標を設定し、それに向けての行動計画を策定して行動する。
  • 幼い子どもが必要とするタスクを予定に組み込み、親としての行動を最適化する。
  • 年間を通じて行う整理整頓の計画を立て、効率的に実行する。

文面から漂ってくる「デキる社会人」感がスゴイですよね……。目標を軸にしつつ、固執することなくバランスを保った〈目標志向〉さんは、本当に頼れる存在です。だからこそ才能の無駄遣いをしないよう、目的を見失わないように活躍したいですね。

〈目標志向〉さんの強みを引き出す声かけ

〈目標志向〉さんは、ゴールまでの予定を見通せると安心して爆発的な行動力を発揮してくれるのですが、目標が明確に定まっていないとモヤモヤします。自ら目標を設定できれば対応できますが、併せ持つ上位資質によっては自分で目標を設定しにくいこともあるので、“ゴールを決めてもらったほうが動きやすい” という〈目標志向〉さんもいます。

余裕を持った予定(ゴール)変更の共有以外にも、目標設定をフォローできる声かけを心がけましょう。

  • 目標を一緒に考えましょう。どんな成果が望ましいですか?(共通の目標を言語化)
  • 短期的な目標と長期的な目標を分けて考えてみませんか?(目標のチャンクダウン)
  • このプロジェクトの最優先事項は何だと思いますか?(目標設定のサポート)
  • チームの目指すゴールの認識を合わせましょう(ゴールの共通認識をつくる)
  • チームの目標に合わせて、個人的な目標を設定しませんか?(本人の行動力を活かす)

〈目標志向〉さんの価値観に合わせて、一緒に目標を共有するのがベストです。この目標は、目的を達成できる重要な目標であることが大前提で、目標という手段が目的化してしまうような状況は論外です。たとえば、ダイエットの目標を「現在の体重よりマイナス5kg」と設定しても、無茶な食事制限によって達成して健康を害しては意味がないのと同じです。

長期的な目標よりも短期的な目標に情熱を燃やしやすいため、達成しようとしている短期目標と、将来的に向かう長期目標がどのように影響しているのか、KGI や KPI がまとまって理解しやすいロジックツリーが使いやすいかもしれません。こういったビジネスフレームワークを使いながら、その行動力を活かしましょう。

〈目標志向〉と他の資質との組み合わせ

〈目標志向〉の資質イメージイラスト:狙いを済ませて弓矢を構える女性 / generated by Midjourney

ストレングスファインダーを診断すると、34の資質が個別にランク順に表示されます。資質が単独で発揮されることはなく、上位5つは2つ以上が組み合わさって発揮されることが多いです。たとえば〈達成欲〉は限られた時間内にたくさんのタスクをこなして生産性を高める才能ですし、〈運命思考〉はあらゆるものに意味を見出して受容する才能です。このような他の資質と〈目標志向〉の特徴が組み合わさると、「優先順位を決めてゴールまで取り組む」傾向が強まります。

以下はビジネスシーンでの資質の組み合わせ例です。もちろんこれだけではないですし、組み合わせによってはゴールを一旦置いておくこともできるので、ご自身の感覚を大切にしてください。

  • 目標志向 × 達成欲:目標を達成するためのタスクを可能な限りこなし、圧倒的な生産性を上げる
  • 目標志向 × 活発性:積極的に行動を起こし、迅速に目標を達成する
  • 目標志向 × 適応性:変化する状況に柔軟に対応し、目標に合わせて計画を調整する
  • 目標志向 × 分析思考:データと事実に基づいた目標を設定し、効率的で納得感のある戦略を立てる
  • 目標志向 × アレンジ:リソースを効果的に配置し、目標達成のための最適な計画を策定する
  • 目標志向 × 信念:強い倫理観と価値観に基づいて目標を設定し、誠実に追求する
  • 目標志向 × 指令性:チームを率いて目標に向かって進むための明確な方向性を提供する
  • 目標志向 × コミュニケーション:目標に関する情報を明確に伝え、チームワークを促進する
  • 目標志向 × 競争性:市場での競争優位を確立するための目標を設定し、行動する
  • 目標志向 × 運命思考:定められた目標に深い意義を感じ、達成に向けて努力する
  • 目標志向 × 公平性:すべての関係者に公平にアプローチし、目標達成のプロセスを公正に進める
  • 目標志向 × 原点思考:根本原因や基本原理に立ち返った目標を設定して行動する
  • 目標志向 × 慎重さ:リスクを注意深く評価し、計画的に目標に向けて進む
  • 目標志向 × 成長促進:個人やチームの成長目標を設定し、継続的な学習と改善を促進する
  • 目標志向 × 規律性:持続可能性の高い目標を設定して環境を構造化し、一貫性のある成果を継続する
  • 目標志向 × 共感性:他者のニーズや感情に共感し、目標達成のプロセスにおいて人間関係を重視する
  • 目標志向 × 未来志向:将来の目標を設定し、長期的な展望に基づいて具体的な行動を計画する
  • 目標志向 × 調和性:チームの中で意見の違いを調整し、共通の目標に向けてみんなを一つにまとめる
  • 目標志向 × 着想:現状を打破する目標を設定することで、クリエイティブな問題解決を促進する
  • 目標志向 × 包含 :チーム全体が各々達成できる包括的な目標の設定と達成を目指す
  • 目標志向 × 個別化:各個人の強みやニーズに合わせて目標をカスタマイズし、個々の貢献を最大化する
  • 目標志向 × 収集心:必要な情報やリソースを集め、目標達成のための戦略を練る
  • 目標志向 × 内省:目標に対して進捗を振り返りながら、達成を目指す
  • 目標志向 × 学習欲:新しい知識やスキルを習得することを目標にし、絶えず自己成長を図る
  • 目標志向 × 最上志向:常に最高品質の成果を目指し、高い目標に挑戦し続ける
  • 目標志向 × ポジティブ:目標に対してチームを鼓舞しながら、肯定的な姿勢で取り組む
  • 目標志向 × 親密性:中長期的な目標に対しても、信頼関係における活動でコミットし続ける
  • 目標志向 × 責任感:設定した目標に対して徹底的にコミットし、確実に達成する
  • 目標志向 × 回復志向:問題解決のための目標を設定し、困難な状況でも達成をあきらめない
  • 目標志向 × 自己確信:リスクが想定されても、設定した目標に自信を持って達成する
  • 目標志向 × 自我:社会的意義のある大きな目標を設定し、細かい目標に分けて努力し続ける
  • 目標志向 × 戦略性:目的に応じた目標を設定しながら、柔軟に調整して中長期の目標を達成する
  • 目標志向 × 社交性:人間関係を活かして目標に向けた協力を促進し、目標達成に貢献する

人間関係構築力と組み合わさると、自分で決めるより誰かと決めた目標のほうがやる気が出ますし、影響力と組み合わさると、外部評価される目標のほうがやる気が出ます。このような傾向は個々にあるので、「スムーズに目標を決められて動けたのはどんなときか」を振り返ってみると、才能を再現しやすくなります。

ストレングス・インサイトガイドにもヒントがありますので、〈目標志向〉を上位に持っている方は参考にしてください。

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まとめ

〈目標志向〉という資質名のとおり、良くも悪くも目標に依存しがちな傾向のある才能です。それがわかりやすいからこそ、目標を制すれば強みとして磨きやすいですし、発揮しやすいんですよね。

才能は無意識に発揮されていますから、ご自身が目標に対してどのように対応しているのかをじっくり振り返ってみると、目標に対する考え方をアップデートできます。たとえば、短期的・長期的な目標のどちらが得意なのか、苦手な方はどのように対処しているのか、目標に対して人が関わった方が良いのかどうなのか、目標を具体的にする際にどのようにしているのか、などなど。

また、ビジネスでは当たり前のように目標が重視されやすい環境ですが、「〈目標志向〉という才能を持っているけど、そうでない人は意識しないと目標に注力できない」ということを理解しておくことも大切です。チームの活動目的と目標の認識をクリアにしておくと、〈目標志向〉さんだけでなくチーム全体が動きやすくなるため、率先して取り組んでみてください。

目標が定まらずにモヤモヤ・イライラしていたり、視野が狭くなっていることは自覚していても、どうしたらいいのかわからないといった状況にあるなら、ストレングスコーチングを受けてみてください。1回でも方向性は見えますが、他者が関わっていたほうが目標に向かいやすいのであれば、継続コーチングもおすすめです。コーチに進捗を共有しながら進んでください。秘密は厳守します。

\ 資質の特徴から紐解くのでわかりやすい /

必要なタスクの優先順位を定め、あらゆる雑念を遮断し高い集中力で物事を成し遂げます。ビジョンを明確にし、目標と方向性に基づく計画を立て、マイルストーンを設定し、軌道に乗って最短で邁進するため、成果を得るまで止まりません。そしてまた、次のゴールを見定め進むのです。

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著者

話しているとゴキゲンになれるメンタルマネジメントの人。ストレングスファインダー®を扱うGallup認定ストレングスコーチです。心理学はエリック・バーンの交流分析とカール・ロジャーズの傾聴が大好き。WordPressの勉強会やサイト制作、ウェブマーケティング支援など、ウェブ方面でも色々とやっています。登壇は楽しく役立ちわかりやすく、がモットー。

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